2010年 7月 2日 |
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コンベンションセンター 元統括部長告訴
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岡山市の第3セクター、岡山コンベンションセンターは実体の無い会社と不必要な取引を行いセンターの金1100万円余りを着服していたとして元統括部長を業務上横領の罪で警察に告訴しました。告訴されたのは岡山コンベンションセンターの50歳代の元統括部長です。センターによりますと元統括部長はセンターが所有する駐車場の管理・運営に関して自身が経営する実体の無い会社と必要の無い契約を結びセンターからの委託料を着服していたということです。着服した金額は2006年10月からの半年間で1100万円余りに上るということです。元統括部長はセンターの契約を一手に取り仕切っていて事実関係については認めていますが、金の使い道については話していないということです。岡山市の高谷市長は今回の告訴について、「市は不正は絶対に許さないとの姿勢で会社の調査などに協力してきた。一刻も早く真相が究明されることを期待している」とコメントしています。
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岡大病院 肺移植手法いかし肺がん手術
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がんに侵された肺を摘出し、がんを取り除いた後、体内に戻す手術に岡山市の岡山大学病院が成功しました。肺移植のノウハウを活かした肺がん手術は世界初ということです。岡大病院によりますと患者は広島県に住む60歳代の男性で、右肺の中心部などががんに侵され、これまでなら右肺全部の摘出が必要な症状でした。先月中旬、岡大病院の肺移植チームが行った手術では、右肺を摘出して、肺移植用の保存液を使い冷却保存。がんに侵されていない部分を切り離して、再び体内に戻しました。執刀した岡大病院の大藤剛宏講師は、肺のすべてを摘出する場合と比べて肺活量の減少を最小限にとどめ、手術後の呼吸不全を防ぐことができると指摘します。いったん摘出した肺を体内に戻す肺がん手術はこれまでも例があるそうですが、肺移植の技術を活用した手術は世界初だということです。執刀した大藤剛宏講師は「全摘が必要であきらめていた患者にも手術のチャンスが広がる」と話しています。
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京山遊園跡地に太陽光発電システム
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晴れの国ならではの壮大なプロジェクトです。新型の太陽光発電システムを岡山とアメリカに設置し、実用化に向けた実験を行う計画が発表されました。岡山市の両備ホールディングスと東京の独立行政法人、産業技術総合研究所が共同で行うものです。計画では岡山市北区の京山ロープウエー遊園跡地に15メートル四方の太陽光発電システムを2基設置します。このシステムは太陽の動きを追いかけレンズを通して大きさわずか5ミリの太陽電池に光りを集め発電する仕組みです。日差しが強い場所では従来の太陽光発電より効率やコストの面でメリットがあるということです。システムは乾燥地帯のアメリカのコロラド州と岡山市の2カ所に設置され、気候の違いが発電にどう影響を及ぼすかを調べます。岡山市は年間を通して雨が少ないことや電力設備が整った丘陵地であることから京山が選ばれました。システムは今年12月に完成予定で、5年間、実証実験を行い、実用化を目指します。
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半夏生 さぬきうどんの接待
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7月2日は夏至から数えて11日目の半夏生です。香川県の農家で行われていた慣わしにちなみ、高松市内でうどんが無料で振舞われました。半夏生は田植えが終わるころとされていて香川県では農作業を手伝ってくれた人々にうどんを振舞うのが慣わしでした。無料接待はこの慣わしにちなんでうどん業者で作る組合が毎年行っているもので、7月2日を「うどんの日」と定めています。高松三越前では冷たいぶっかけうどん、1000食が振舞われ、買い物客などが舌鼓を打っていました。2日の高松市の最高気温は29.3度と真夏日にはなりませんでしたが買い物客らは冷たいうどんで一息ついている様子でした。
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