2009年05月24日
この船だけ特等A さんふらわああいぼり 第3夜
「さんふらわああいぼり・こばると」は大阪〜別府を直行する便で、旅客の中には温泉目当てで行く人もいます。特に団体客なんかそうかな?
総トン数は約9400トン、1万トンは超えていませんが、なんだかちょっと大きく見えるように感じられます。ちょっと高さがあるような感じかな? 松山を経由する「さんふらわあにしき・こがね」、神戸発大分行きの「さんふらわあごーるど・ぱーる」よりも高さがあるように見えます。
ファンネルは2つ(1つはダミー?)、他のさんふらわあ(北海道航路、志布志航路も含む)は1つであり、1つのファンネルで見慣れてしまうとなんだか違和感を感じてしまいます。
等級は、2等、2等寝台、1等、特等Aがあり、なぜこの船だけ特等Aなのかちょっと疑問。他の同じような航路は、特等Bとして設定されています。
「さんふらわあぱーる」の普通の特等(デラックスという名称)を利用したことがあるので、この特等A(写真)とどう違うのか比較してみようと思ったのですが、うーん、そんなに変わらないような??? どうしてなのでしょう??
その特等Aは、2名としてはちょっと広めの部屋で、おもしろいことにベッドのところに仕切りのカーテンがあります。カーテンは花毛布のようにオシャレに飾られて、とてもステキに感じますね。崩すのがなんだか勿体無いけれど、寝る際にはどうしても崩してしまいます・・・。
今回、利用した部屋はその特等Aで、スタンプラリーによる無料券ではAがついても追加料金なしで利用することができます。
特等Aは1名部屋も6部屋あり、シングル客にとってはいいですね。
さて、他の等級はどうでしょう?
サイトで船内図を見てみると、一瞬見ると複雑・・・。
1等は4名部屋だと窓つきだけど、2名や1名部屋は窓がなく、その裏には2等寝台4名部屋があって、同じ広さでとても狭いように見え、1等インサイドと2等寝台の差があまり感じられないかも? ただ広さとテレビ、洗面所、アメニティセット、浴衣があるかどうかの違いですね。
もしかして、おトクなのは2等寝台を4名部屋で貸切状態になることかな? なーんて。
1人もしくは2人の場合、窓と広さにこだわるなら、1等4名部屋を相部屋承諾で使うことですね。混んでいるときは相部屋になる可能性がありますが、空いているときならあえてこちらがいいかもしれません。どうしても心配なら、とりあえず2名部屋が空いていればそちらに予約をして、乗船後に変更するのも良いです。
1等を利用する際に気をつけて欲しいのはスーツです。マットが柄のある青い布で覆われていますが、これがスーツであり、畳んである白いスーツは下ではなく毛布に付けて利用します。これ、勘違いする人が多いんです・・・。
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この記事へのコメント
1. Posted by しれとこ丸 2009年09月13日 13:35
関汽の客室、確かに複雑ですよね。二等寝台Dなんて半端もありますが、確かどの船だったかSが存在します。現在では同じ型の船が投入されていますが、一時期は3便、6隻の状態でそれも数年おきに別の船に変わっていました。関汽最後の客船『あいぼり丸』『こばると丸』の末期がこの頃です。中古船のリースを繰り返した為、船がバラバラで客室内容もバラバラだったので部屋を細かくランク付けして利用者の不満に対応した結果です。『(初代)SF』『SF2』も末期はこの航路にいました。
2. Posted by RUMI 2009年09月16日 15:38
確かに複雑でよくわかりません。
今の状況でも、
特等AとB、そしてデラックスでは、どう違うのかよくわからないです。どうせなら、すべてデラックスにしてしまえと思います。
また、寝台クラスも格差があり、関汽ではありませんが、同じフェリーさんふらわあである「SFごーるど・ぱーる」のスタンダードは、1等同様の質を持っています。
うーん、なんだか、この航路、複雑・・・。
今の状況でも、
特等AとB、そしてデラックスでは、どう違うのかよくわからないです。どうせなら、すべてデラックスにしてしまえと思います。
また、寝台クラスも格差があり、関汽ではありませんが、同じフェリーさんふらわあである「SFごーるど・ぱーる」のスタンダードは、1等同様の質を持っています。
うーん、なんだか、この航路、複雑・・・。