将棋はドロー(持将棋・千日手)が極めて少ない優秀なゲームである。先手後手の優劣も粗無い。(戦形によっては後手有利)持ち駒使用の妙と言い日本が世界に誇れるマインドスポーツである。6月22日の「なんでも鑑定団」に凄い将棋一式が出るそうだが、正倉院の囲碁盤に匹敵する様な国宝級の将棋盤は無いのか!?
三つ葉葵と言えば徳川本家よりも水戸のご老侯で有名である。時代から考えると徳川葵は13葉になっている筈である。今般の盤は23葉の葵で有る故に、会津松平家の物ではあるまいか?家紋の話を一つ昭和12年 升田幸三五段 20歳意気盛んな時である。微熱をおして、赤坂での東西若鷲戦出場。体調が悪くなり40度近い熱がでた。今で言うインフルエンザであろう。急ぎ大阪に帰り中津の大同病院に運ばれるも、既に手遅れで危篤となり郷里から家族も呼ばれる。師匠の木見は一心不乱に毎日神仏に回復を祈る。莫大な見舞金が香典になる事無く奇跡的に回復する。郷里に帰って休養する際に木見は紋付き袴を作ろうとするのだが、家紋なんぞ頓着の無い幸三に聞いても知らないと言う。止むなく木見家の紋である<抱き茗荷>を入れた。紋付き袴姿で故郷に錦を飾った幸三を見て母親かつのは大喜び。「やっぱり偉ろうなる子は違う。」「ちゃんと家紋を覚えてるもんや。」偶然だが<抱き茗荷>は升田家と同じ家紋であった。幸三は頭を掻きつつ当たり前の様な顔で喜んだであろう。
邦雄君はホンマに無知やの〜 恥ずかしいわ。今回の盤もそれなりに貴重な物では有るが、輿入れの調度品は出自がハッキリしていて、尚且つ全て揃いでこそ国宝に指定されるんや!正倉院の宝物や有るまいし<盤だけ>で国宝級な訳が無いやろ〜と言うか、将棋博物館さえ閉鎖し、棋具は商売のネタにしか思って無い団体の長には何枚舌がついてるんじゃ〜インフレ永世棋聖ごときが永世名人と肩を並べたつもりの山梨のオラウータンはプロ将棋興行だけに専念しとけ〜*写真は、国宝「徳川光友夫人千代姫所用の婚礼 初音蒔絵の調度47種」の一部作 蒔絵師幸阿弥家の10代長重 当時日本最高峰の技術で3年で完成
*国宝の一部 初音の棋局 胡蝶蒔絵将棋の枠を超え、見事な<THE JAPAN 工芸品>に目が痛い。英名では、漆器=JAPAN 磁器=CHINA
「寅金の横やり解釈を一つ」下記に例示するように、尊王の考え方のよっては過激新薩摩にすれば汚点とも言える<薩摩の姫〜格を付ける為に近衛家を経由して将軍家に嫁ぐ>の象徴であった篤姫の婚礼。その後、薩長中心の政権に変わっても歴史的遺物に改造を加えると言う事は無かった。米スミソニアン博物館にNHK大河ドラマで有名な13代将軍徳川家定の正室<天璋院篤姫>の婚礼時の駕籠がある。黒漆の地に金の蒔絵で二葉葵をあしらった唐草文様が描かれ、随所に徳川家の家紋「三葉葵紋」と近衛家の「牡丹紋」が配されている。薩摩の紋が有ればどうしただろうか?博物館が1984年にロンドンのオークションで落札した。篤姫ら大奥の女性たちは江戸開城の際、大きな調度品は置いたまま退去した。その後、入城した明治新政府がそれらを外国に売却したと推測している。日本独特の超美麗な工芸品は修復以外で何らかの<政治的意図>をもって、<改造>(改悪)を加えるなんて事は有り得ないと考える。<当時であっても>離縁や嫁ぎ先との断交・お家断絶等で、紋に不具合が有ると考えたなら廃棄処分をするか<海外>へ売却するだろう。<近年>に改造を加える若しくは技巧の伴わない修復を加えたならば、<漆工芸品>とすれば50万円でも高過ぎるのかもしれない。こんな<将棋盤>が存在すると言う意味であるならば、<邪道>で文化価値を判らない将棋愛好家が100万円以内で買うかもしれない。今回の例は、元々葵の紋であったのかもしれない。以下<邪推>では有る。数年前、水無瀬駒らしき物の取得により連盟の<とある人物>を通じて、駒制作者による真贋鑑定と取材等が行われた。その際についでで蒔絵の盤を見せた所、それも価値が有るとお墨付きを得た。しかし、一部の紋に不都合(傷)が有った。水無瀬駒の真贋を鑑定した連盟関係者が所有者・元所有者の修復依頼を元に、結果、知識不足の安易?な修復先を紹介したのかもしれない。それが今になって剥離し、価値が無くなったとしたら、所有者は何と思うだろうか?通常は相当なクレームが出るに違いない。<連盟を含む関係者>は命に変えても否定しなければならなくなる。さて? 邦雄君はどんな<関与>をしたから火中の栗を掴むのか?
スレタイの話題が、ここまで出てこないスレッドも珍しいのうw駒住人はマインドスポーツという語句にアレルギーがあるのかな?そこで、マインドスポーツ、ボードゲームとしての将棋のゲーム性の優秀さを知っている、米国人で、チェスのGM(グランドマスター)でもあるラリー・カウフマン氏(写真)アマチュア4段によるShogiについて語ったチャット記事を添付しておきます。
連盟ホムペにも掲載されている「海外で初めて指されたと思われる将棋」に因みニューヨーク将棋クラブの方々が、フィラデルフィアに訪れて当時の様子を再現したとのこと(写真)長野県将棋情報サイトより(ハウスマーク)