本田が地元を“サプライズ”訪問

森山一正大阪府摂津市長（右）から市民栄誉賞を受ける本田圭佑

　南アＷ杯で日本のベスト１６入りの原動力となった本田圭佑選手（２４）が２日、地元大阪府摂津市で出身の保育園や小・中学校を“サプライズ”訪問し、中学校では「目標に向かって努力して」と生徒に語り掛けた。またこの日、市民栄誉賞も受賞した。

　本田選手の知人らによると、１０分刻みの過密スケジュールをこなしながら、摂津市の保育園鳥飼さつき園と市立鳥飼北小学校、第四中学校を次々と訪問した。

　保育園では園児の持ったサッカーボールや職員のユニホームにサインをし、大喜びの園児はお礼としてお絵描き用ノートに「本田選手大好き」などと書いて渡した。

　期末試験が終わったばかりの中学校。本田選手はグラウンドで後輩を前に「それぞれの目標に向かってトップを目指し努力してください」と激励。約４００人の生徒は大興奮で、校舎の窓から手を振り、大歓声でスター選手を見送った。

　急きょ駆け付けた森山一正摂津市長からは中学校で、活躍を受けて創設されたばかりの市民栄誉賞を贈られた。