【福岡】新型消防ヘリ出動し水難救助訓練 北九州市

07/02 14:33 更新

水難事故が多発するシーズンを控え、少しでも速やかな救出をするため、北九州市で2日、消防ヘリによる水難救助訓練が行われました。北九州市消防局の航空隊の隊員ら13人が参加した訓練は、池で男性がおぼれているという想定で始まりました。消防ヘリが現場にかけつけ、水面ぎりぎりまで降下して男性をつり上げて救出手順を確認していました。今年4月に更新された消防ヘリ「きたきゅう」は、熱感知ができる赤外線カメラを備え、また「ファイアーアタック」というタンクも搭載でき、空中消火対応も向上しています。北九州市消防局では、去年水難事故で消防へりは9回出動しています。消防局は悪天候で水かさが増したりした場合には、水難事故につながる危険な行動はしないようにと話しています。