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他人名義でマンション賃貸契約を結ぶ 詐欺容疑で弘道会幹部逮捕
他人名義でマンションの賃貸契約を結んだとして、警視庁浅草署は詐欺の疑いで、指定暴力団山口組弘道会系組長、森健次(60)=東京都渋谷区恵比寿南=と、飲食業「やぶやグループ」社長、横瀬武夫(44)=愛知県豊山町豊場=の両容疑者を逮捕した。
同署によると、森容疑者は司興業の組長で、弘道会の最高幹部の1人。同署は2日午前、司興業の事務所(名古屋市中区)など数カ所を家宅捜索した。司興業は山口組6代目組長の篠田建市受刑者=通称・司忍=が設立した。
同署によると、森容疑者は黙秘し、横瀬容疑者は「自分名義で契約し、組長を住まわせていたことに間違いありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は平成18年4月下旬、森容疑者の自宅マンションの賃貸契約を、横瀬容疑者名義で結んだとしている。契約期間は同年5月15日から20年5月14日までだったが、その後も契約を更新していた。
賃貸料は管理費を含めて月額29万円で、横瀬容疑者が支払っていた。同署が別の事件で森容疑者の周辺を調べていたところ、契約の名義人が異なることが発覚したという。
警察庁の安藤隆春長官は今年5月、「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団全体の弱体化はない」とし、各警察本部に対し弘道会の取り締まり強化を指示している。
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