6/5の公開から、4週目もダントツの1位をキープ!もはや社会現象と化した『告白』ブームはとどまることを知らず、当初の予想である興行収入20億円を早くも突破!
この異例の大ヒットを記念して、主演の松たか子さん、中島哲也監督に加え、なんと犯人役の少年A、Bがついに解禁!少年A役の西井幸人さん、少年B役の藤原薫さん、学級委員・美月役の橋本愛さんが、初の舞台挨拶を行いました。
この異例の大ヒットを記念して、主演の松たか子さん、中島哲也監督に加え、なんと犯人役の少年A、Bがついに解禁!少年A役の西井幸人さん、少年B役の藤原薫さん、学級委員・美月役の橋本愛さんが、初の舞台挨拶を行いました。
●ご挨拶
中島監督:
今日はご来場いただきまして、本当にありがとうございます。
本当に数多くのお客さんに見ていただいて、色々な方から色々なご意見をいただくことができました。大変な映画で、作るのも苦労続きでしたけれども、作ってよかったなという思いをひしひしと感じております。どうもありがとうございました。
今日はご来場いただきまして、本当にありがとうございます。
本当に数多くのお客さんに見ていただいて、色々な方から色々なご意見をいただくことができました。大変な映画で、作るのも苦労続きでしたけれども、作ってよかったなという思いをひしひしと感じております。どうもありがとうございました。
松たか子:
6月5日に公開初日この場でご挨拶して以来、何日も経ったのに改めてこの場でご挨拶することができて、こんなに嬉しいことはありません。公開中に監督や関係者の方と再会ができたことも、すごく嬉しく思っています。色々な意見に分かれる映画だと思いますが、私としてはこの映画に関わって本当に良かったなと思います。
6月5日に公開初日この場でご挨拶して以来、何日も経ったのに改めてこの場でご挨拶することができて、こんなに嬉しいことはありません。公開中に監督や関係者の方と再会ができたことも、すごく嬉しく思っています。色々な意見に分かれる映画だと思いますが、私としてはこの映画に関わって本当に良かったなと思います。
橋本愛:
今日はたくさんの方にお集まりいただき、本当に嬉しい限りです。今日は地元の熊本から来ました。私は女優業とは別に、雑誌「セブンティーン」の専属モデルもやっています。これからもがんばっていきたいと思っています。今日は緊張していますが、どうぞよろしくお願いします。
西井幸人:
少年A役の西井幸人です。今日はお集まりいただきありがとうございました。僕は俳優になりたくて、D-BOYSオーディションを受けて、今はD-BOYSの弟分ユニットの一員として頑張っています。趣味は、犬と遊ぶことと、最近飼いはじめたモモンガと遊ぶことです(笑)。
少年A役の西井幸人です。今日はお集まりいただきありがとうございました。僕は俳優になりたくて、D-BOYSオーディションを受けて、今はD-BOYSの弟分ユニットの一員として頑張っています。趣味は、犬と遊ぶことと、最近飼いはじめたモモンガと遊ぶことです(笑)。
藤原薫:
少年B役を演じました藤原薫です。中学3年の14歳で、部活は吹奏楽部で、楽器はホルンをやっています。僕は撮影したシーンが全部つながるとどんな風になるのかと公開を楽しみにしていました。こんなにたくさんの方に観ていただけて嬉しく思っています。
少年B役を演じました藤原薫です。中学3年の14歳で、部活は吹奏楽部で、楽器はホルンをやっています。僕は撮影したシーンが全部つながるとどんな風になるのかと公開を楽しみにしていました。こんなにたくさんの方に観ていただけて嬉しく思っています。
●質疑応答
MC:社会現象を巻き起こしているとまで言われている『告白』ですが、話題になっているとヒシヒシと感じる出来事はありましたか?
松たか子:
最近話をしていなかった方が、映画を観たという連絡をくれることが非常に多く、同業の方も含めて、興味を持ってくれていることを強く感じるので、色々な意味で注目をされている作品に自分が関われていたんだなと思います。とてもありがたいことですし、監督や原作のいろいろな要素がいい具合にはまった結果だとしたら、とても光栄に思います。
MC:ご自身の役で何か感想はありましたか?
松たか子:
香川照之さんから電話がかかってきて、細かく感想を言ってもらいました。とにかく「すごく良かった」と興奮気味に語ってくれました(笑)。
MC:監督は、どういうところが反響を呼んでいると思いますか?
中島監督:
ヘビーでシリアスな話ですが、映画の内容は皆さんに関係のある話しなので、ぜんぜん関係のない話しだと思って映画を観ないと思うので、このヘビーな話が今生きている色々な人たちに身近というか、何かを与えるストーリーだったということなのだと思いました。
あとは、今日は恐ろしいくらいこの3人が人気があるのを目の当たりにして、この3人の力も多少なりともあったのかということを初めて実感しました(笑)。
MC:反響はご覧になりましたか?
中島監督:
ブログを覗いたりはしているのですが、その意見や見方が一様ではなく、いろんな意見がありました。一本の映画から色々な意見が生まれているというのはよいことだと思います。それは満足しているし、映画を作ってよかったと思います。
MC:中島監督の現場は大変だと出演されたみなさんおっしゃいますが、いかがだったのでしょうか。
西井幸人:
中島監督とは、リハーサルと撮影期間あわせて半年くらいご一緒させていただいたのですが、リハーサルの時から熱のあるご指導をいただいて、撮影に入っていくうちにどんどん厳しくなって、本当にこわかったです(笑)。
中島監督:
お芝居のことはほとんど言わなかったのですが、とにかく食いしん坊でよく食べるので、撮影中にどんどん太っていって、(映像が)つながらなくなるので、「頼むからそんなに食うな」とだけ言っいてた気がします。(笑)
西井幸人:
監督に「お前たちは下手なんだから、俺たちはお前たちをいい俳優に見せてやろうと、撮ってやっているんだからお前たちもがんばれよ」と言われたことが心に残っています。
中島監督:
そんなこと言ってないと思うんですけど…(苦笑)
西井幸人:
言いました。絶対に言いました!でも終わったら、お父さんのように優しくしてくれました。楽しかったです。夢のような時間でした。
藤原薫:
僕の役はすごく難しい役だったので、監督から何度も指導されて、とても怖かったのですが、後から考えると、自分のことを思って言ってくれているんだと思って心に残っています。
中島監督:
藤原くんは泣き虫で、ちょっと2・3回NGを出すと泣いてしまうか、部屋に閉じこもってしまうのを、お母さん役の木村佳乃さんがなだめにいく、というなかなか珍しい風景を見ました。(笑)
藤原薫:
一度、37回くらいNGを出してしまって、プレッシャーに耐えられなくて、すごく辛かった思い出があります。
橋本愛:
先ほど監督もおっしゃったんですが、何度も下手くそ下手くそと言われて、自分の力のなさを思い知らされました。ただ、オーディションでせっかく選んでくださったので、その期待に応えられるように頑張ろうと思っていました。撮影現場もリハーサル中も辛かったですが、スクリーンに映る私の姿があるのは中島監督のおかげなので、感謝しています。
中島監督:
彼女は、撮影中クールだったのですが、岡田(将生)君が来たときだけニコニコしてました。あんなやさしい笑顔見たことありません。(会場笑)
橋本愛:
そんなことないですよ!
松たか子:
私も見たことありません。(会場笑)
MC:松さんの印象はいかがでしたか?
橋本愛:
リハーサルの時にはじめて松さんとお会いして、その時、すごくかっこいいというのが第一印象でした。女優さんだなって感激した覚えがあります。撮影など重ねていくうちに、かわいらしい部分なども発見してしまって、憧れの存在です。
藤原薫:
松さんとは映画の中では距離を置く関係性だったのですが、休憩中とかは、「生徒役の中で、かわいい(と思う)子はいるの?」とかいっぱい聞かれて、盛り上がっていました。(笑)
西井幸人:
最後のシーンのリハーサルの時に、プレッシャーに負けて号泣してしまったんです。その時に母親のようになぐさめてくれたんです。それがとても嬉しかったです。またリハーサル中にも笑わせてくれたこともあって、和ませてくれるというか、すごく接していて安心できました。色々な面で尊敬できる先輩です。
MC:松さんからの印象はいかがでしたか?
松たか子:
私から見れば、彼ら3人含む37人の生徒は、私ですら想像できないオーディションと厳しいリハーサルを乗り越えた強者なので、頼もしいし、むしろ彼らに刺激をもらって、本気で彼らに負けずに立ち向かわなくてはいけないと思わせてくれた原動力なので、尊敬しています。
きっと、この3人とクラスのみんなは厳しいタフな現場を乗り越えた子達なので、この先大抵のことは乗り越えられるのではないかと思うし、そういう風に進んでもらいたいと思います。
クラスの恋模様のことは、聞いたんですけど、知らないことはいっぱいあるみたいなので「いいな〜」と微笑ましく見ていました。
本当にがんばったんだな、というのは完成した映画を観て思いました。
松たか子:
最近話をしていなかった方が、映画を観たという連絡をくれることが非常に多く、同業の方も含めて、興味を持ってくれていることを強く感じるので、色々な意味で注目をされている作品に自分が関われていたんだなと思います。とてもありがたいことですし、監督や原作のいろいろな要素がいい具合にはまった結果だとしたら、とても光栄に思います。
MC:ご自身の役で何か感想はありましたか?
松たか子:
香川照之さんから電話がかかってきて、細かく感想を言ってもらいました。とにかく「すごく良かった」と興奮気味に語ってくれました(笑)。
MC:監督は、どういうところが反響を呼んでいると思いますか?
中島監督:
ヘビーでシリアスな話ですが、映画の内容は皆さんに関係のある話しなので、ぜんぜん関係のない話しだと思って映画を観ないと思うので、このヘビーな話が今生きている色々な人たちに身近というか、何かを与えるストーリーだったということなのだと思いました。
あとは、今日は恐ろしいくらいこの3人が人気があるのを目の当たりにして、この3人の力も多少なりともあったのかということを初めて実感しました(笑)。
MC:反響はご覧になりましたか?
中島監督:
ブログを覗いたりはしているのですが、その意見や見方が一様ではなく、いろんな意見がありました。一本の映画から色々な意見が生まれているというのはよいことだと思います。それは満足しているし、映画を作ってよかったと思います。
MC:中島監督の現場は大変だと出演されたみなさんおっしゃいますが、いかがだったのでしょうか。
西井幸人:
中島監督とは、リハーサルと撮影期間あわせて半年くらいご一緒させていただいたのですが、リハーサルの時から熱のあるご指導をいただいて、撮影に入っていくうちにどんどん厳しくなって、本当にこわかったです(笑)。
中島監督:
お芝居のことはほとんど言わなかったのですが、とにかく食いしん坊でよく食べるので、撮影中にどんどん太っていって、(映像が)つながらなくなるので、「頼むからそんなに食うな」とだけ言っいてた気がします。(笑)
西井幸人:
監督に「お前たちは下手なんだから、俺たちはお前たちをいい俳優に見せてやろうと、撮ってやっているんだからお前たちもがんばれよ」と言われたことが心に残っています。
中島監督:
そんなこと言ってないと思うんですけど…(苦笑)
西井幸人:
言いました。絶対に言いました!でも終わったら、お父さんのように優しくしてくれました。楽しかったです。夢のような時間でした。
藤原薫:
僕の役はすごく難しい役だったので、監督から何度も指導されて、とても怖かったのですが、後から考えると、自分のことを思って言ってくれているんだと思って心に残っています。
中島監督:
藤原くんは泣き虫で、ちょっと2・3回NGを出すと泣いてしまうか、部屋に閉じこもってしまうのを、お母さん役の木村佳乃さんがなだめにいく、というなかなか珍しい風景を見ました。(笑)
藤原薫:
一度、37回くらいNGを出してしまって、プレッシャーに耐えられなくて、すごく辛かった思い出があります。
橋本愛:
先ほど監督もおっしゃったんですが、何度も下手くそ下手くそと言われて、自分の力のなさを思い知らされました。ただ、オーディションでせっかく選んでくださったので、その期待に応えられるように頑張ろうと思っていました。撮影現場もリハーサル中も辛かったですが、スクリーンに映る私の姿があるのは中島監督のおかげなので、感謝しています。
中島監督:
彼女は、撮影中クールだったのですが、岡田(将生)君が来たときだけニコニコしてました。あんなやさしい笑顔見たことありません。(会場笑)
橋本愛:
そんなことないですよ!
松たか子:
私も見たことありません。(会場笑)
MC:松さんの印象はいかがでしたか?
橋本愛:
リハーサルの時にはじめて松さんとお会いして、その時、すごくかっこいいというのが第一印象でした。女優さんだなって感激した覚えがあります。撮影など重ねていくうちに、かわいらしい部分なども発見してしまって、憧れの存在です。
藤原薫:
松さんとは映画の中では距離を置く関係性だったのですが、休憩中とかは、「生徒役の中で、かわいい(と思う)子はいるの?」とかいっぱい聞かれて、盛り上がっていました。(笑)
西井幸人:
最後のシーンのリハーサルの時に、プレッシャーに負けて号泣してしまったんです。その時に母親のようになぐさめてくれたんです。それがとても嬉しかったです。またリハーサル中にも笑わせてくれたこともあって、和ませてくれるというか、すごく接していて安心できました。色々な面で尊敬できる先輩です。
MC:松さんからの印象はいかがでしたか?
松たか子:
私から見れば、彼ら3人含む37人の生徒は、私ですら想像できないオーディションと厳しいリハーサルを乗り越えた強者なので、頼もしいし、むしろ彼らに刺激をもらって、本気で彼らに負けずに立ち向かわなくてはいけないと思わせてくれた原動力なので、尊敬しています。
きっと、この3人とクラスのみんなは厳しいタフな現場を乗り越えた子達なので、この先大抵のことは乗り越えられるのではないかと思うし、そういう風に進んでもらいたいと思います。
クラスの恋模様のことは、聞いたんですけど、知らないことはいっぱいあるみたいなので「いいな〜」と微笑ましく見ていました。
本当にがんばったんだな、というのは完成した映画を観て思いました。
●ここで、映画の大ヒットをお祝いして、ダルマが登場!松さんは「20億突破」、橋本さんは「V4」の文字を入れました。
●最後に松さんと中島監督からメッセージ
中島監督:
本当にたくさんの方に見ていただいて、こんな幸せな映画はないと思います。このような実験的で、好き嫌いの分かれる映画が、今後若い映画人によって作られる、日本映画が変わっていくきっかけになるとしたら、この映画を見ていただいた、たくさんの方々のおかげだと思います。ありがとうございました。
松たか子:
私もこのいろんな意見をみなさんにいただく作品に自分が関われたことをすごくプラスに捉えています。色々な意見をいただくことで、この作品は幸福になって、豊かにひろがっていったように思います。劇場で体感していただくことが映画にとって一番健康的なことなのでこれからも多くの方に足を運んでいただければ幸いです。
本当にたくさんの方に見ていただいて、こんな幸せな映画はないと思います。このような実験的で、好き嫌いの分かれる映画が、今後若い映画人によって作られる、日本映画が変わっていくきっかけになるとしたら、この映画を見ていただいた、たくさんの方々のおかげだと思います。ありがとうございました。
松たか子:
私もこのいろんな意見をみなさんにいただく作品に自分が関われたことをすごくプラスに捉えています。色々な意見をいただくことで、この作品は幸福になって、豊かにひろがっていったように思います。劇場で体感していただくことが映画にとって一番健康的なことなのでこれからも多くの方に足を運んでいただければ幸いです。