 |
2010年7月1日(木) 19:25 |
|
 |
岡山市中心部などで2年連続の下落
相続税や贈与税などの税額を算定する基準となる土地の価格、路線価が発表されました。 岡山市中心部などでは2年連続の下落となっています。
岡山県内で路線価がもっとも高かったのは、JR岡山駅周辺の岡山市北区本町です。 1平方メートルあたり105万円で前の年に比べ5.4%下落しました。 この場所は2年連続の下落です。 国土交通省によりますと、岡山駅周辺の土地価格の下落は景気の悪化により、不動産の需要が停滞していることなどが要因とみられています。 また岡山県内の住宅地7千6百ヶ所の平均額は1平方メートルあたり5万2千円で、前の年に比べて3.7%下落しました。 住宅地の平均額も2年連続の下落となっています。
一方、高松国税局が発表した香川県内の最高路線価は、高松市兵庫町の中央通りで1平方メートルあたり40万円で去年より7%下がりました。 2年連続の下落です。 一昨年秋からの景気の悪化を背景に、商業地の土地需要が落ち込んでいることや、中心地のオフィスビルの空室率が上昇していることなどが、原因です。 また、香川県内の住宅地3200か所の平均額は、1平方メートルあたり4万5千円で去年より6.3%下がりました。 18年連続の下落です。 需要が伸びないことに加えて住宅地の供給量は減っていないため価格が下がり続けているものとみられています。
|
|