声援を送るガルネクの千紗(左から2人目)と所属タレントたち=東京・青山のエイベックス本社(撮影・出月俊成)
サッカー日本代表は29日、初のベスト8進出をかけてパラグアイと対戦したが、健闘むなしく敗れた。日本の敗戦を告げるホイッスルが鳴った瞬間、日本各地では青いユニホーム姿のサポーターたちのほおに涙が流れた。東京・渋谷のスクランブル交差点には2000人が集結し、警察が300人態勢で警戒する中、サポーターらは南アフリカで死闘を演じた選手たちに「よくやった」とたたえた。
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日本代表のMF・本田圭佑(24)の所属するエイベックスでは社内パブリックビューイング(PV)が行われ、人気ユニット、GIRL NEXT DOORの千紗(24)ら同社所属タレント16人と社員約130人が“同僚”へエールを送った。
「18番」の本田のユニホームとショートパンツ姿の千紗は、最前列でメガホンを握りしめながら熱戦を見守った。初体験のPVには「上がります!選手の一員になったみたい」と大興奮。本田には「表情がいきいきしていて、何回も勇気もらってます。めちゃくちゃ応援してます!」と力をこめた。
ほかに、会場では南アフリカ親善大使を務める歌手「Baby M」がライブを行うなど大盛上がりで南アフリカの地に届けとばかりに大声援を送っていた。