中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

W杯パラグアイ戦観戦記  V6森田興奮

2010年7月1日 紙面から

 サムライブルー、よくやった!! サッカーW杯で、南米の強豪パラグアイの前にPK戦で散った日本代表に、本紙の日本戦観戦記でおなじみのV6森田剛(31)をはじめ、芸能界からも健闘をたたえる声が相次いだ。あふれる岡田監督や選手らへのねぎらい、次世代に持ち越しとなったW杯4強入りへの期待も高まった。

 試合終了の瞬間は悔しかった。友だち5、6人で見ていましたが、PK戦は座っていられなかったですね。PKは誰かしら外しますから。試合後の選手の悔し涙の表情を見ていて感動しました。今は「お疲れさま」と言いたいですね。

 大きな舞台というのは独特の雰囲気があると思います。ジャンルは違いますが、僕は舞台で特に感じます。選手たちは緊張の中にも集中したいい顔をしてましたね。

 パラグアイは守りは堅いし、南米特有の個人技もあるし、(反則)ギリギリのプレーもうまい。我慢の時間が長かったのですが、日本は守りが良くて、闘莉王選手の高さは光っていました。一方で、ボールを取ってから孤立する場面が目立って攻撃パターンが少なかったこと、武器のフリーキックが不発に終わったことが残念でした。

 みんなで守って、みんなで攻めて、日本は本当にいいチームになっていきました。15年顔を合わせてますからチームワークは僕らV6の方が上だと思いますが、サブの選手が献身的で、チームがそれでまとまったように思いました。本田選手だけがクローズアップされた感がありましたが、不思議に映りました。

 そんな代表選手に会いたいかと言えば、僕はサッカーをしている姿が好きなので、番組などでは逆に会いたくないですね。距離感を大事にしたいので。

 今回、自国開催以外で初の決勝トーナメント進出という一つの壁を越えました。ベスト8、ベスト4とこの先の壁も高いのですが、希望が見えた大会でした。今後に向けてはガンガン攻める選手も見たいですね。往年の釜本さんみたいな点取り屋、“ニュー釜本”が出てきてくれることに期待します。

 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ