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【大相撲】大嶽親方 離婚決意 「大鵬の名前に傷が付く」2010年7月1日 紙面から 大相撲の野球賭博問題で、日本相撲協会から解雇以上の懲戒処分を受けることが決まった大嶽親方(元関脇貴闘力)が30日、テレビ民放各社のインタビューにそれぞれ答え、大嶽部屋を部屋付きの二子山親方(元十両大竜)に継承したいとの考えを示した。また元横綱大鵬の納谷幸喜氏の三女である夫人と、離婚する意向も見せた。 「(自分が)アホだから」と、自身に下る処分への覚悟を決めている様子の大嶽親方。大鵬部屋を引き継いだ大嶽部屋は「大鵬道場」の看板を掲げており、それを守るため「自分が辞めるから、二子山親方に部屋を継承させてほしい」と納谷氏に相談し退職届を提出(受理されず)。さらに「(納谷氏の)養子になっているので、大鵬の名前に傷が付く」と、夫人との離婚を決めたと明かした。 大嶽親方はこの日、「2日に1回賭け、100万円賭けたこともあった」「懲役10年行ってこいと言われたらやります」などと、自身の野球賭博について赤裸々に告白。琴光喜が恐喝されるきっかけとなった勝ち金500万円については「自分が勝った500万円」で、琴光喜に回収を依頼したと説明。また琴光喜の負け金3000万円のほとんどが、大嶽親方のものとされていることには「自分の負け分2500万円は肩代わりしてもらっていない。負けた額は自分で払っている」と否定した。 日本相撲協会は7月4日に名古屋市内で臨時理事会を開き、琴光喜や大嶽親方の解雇以上(解雇または除名)の処分などを審議する。2人の角界追放が濃厚の中、大嶽親方は「現役力士だけは助けてほしい。もう一度チャンスをやってほしい」と解雇の撤回を訴えていた。
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