ふるさと大使の委嘱解く　琴光喜関、賭博問題受け

　平井伸治鳥取県知事は３０日の定例記者会見で、同県ふるさと大使の大関琴光喜関の委嘱を解いたと話した。２４日付。

　琴光喜関は鳥取県内の高校に相撲留学していた。琴光喜関が野球賭博を認めた時期から、ふるさと大使の扱いについて琴光喜関サイドと話をしてきたという。

　平井知事は、「何らかのけじめが必要ではという話をした。琴光喜関サイドからは『県に迷惑がかかるから』という趣旨の辞退申し入れがあった」とコメントした。

　県によると、琴光喜関は２００７年１２月から、鳥取県のふるさと大使を委嘱されていた。