Customer First,Sincerity,High Quality は、
Grou Up Japan グループ創立( 昭和63年 )以来、弊社が掲げているポリシーです。



企業様向けシステムを語れるショップは、当店だけ。WEB システムも、社内製。
プロショップを名乗るのが恥ずかしくないように、日々、努力しています。であるなら、この程度のシステムが構築できるのが当然だと思います。物販ではなく、サービスを売りたいと思っています。
誰でも、最初は初心者 qtypusers-side.co.jp 定番商品から、ハイエンド商品まで。USER'S SIDE は、個性あるプロショップですが、エキスパート・ユーザ様ご用達だけではありません。
誰しもが、最初は初心者です。初心者の方に、分かり易く、親切にできるのが、本当のプロだと考えています。秋葉原で一番親切な店だと、確信しています。

天下の暴論
【同業者の皆さんへ】
今の惨状は売る側の責任。
本音は、もう少しまともな価格で販売したいのでは?
まともな利益率で販売したいのでは?
通販専業サイトなんか気にすることはないのでは?
実店舗を持っている店舗とは、まったく違う形態のものですから。

利益率が改善されて、困りますか?
売上は、絶対に落ちないですよ。ショップが、等しく、同じ方向に向けて変われば。
多少、落ちてもいいじゃないですか。適正価格、適正利益が担保できれば。

本来の専門店としての機能を復活させ、専門店の楽しさを、各店舗の個性を、発揮すれば。
通販専業では、絶対に出来ないことは山ほどあります。
実物を目の前にするということは、やっぱり、大きな魅力です。
通販サイトにおいても、実店舗を持っている強みを、そこに表現すればいいじゃないですか。

Pxxx さんまで、バッタ屋もどきの、やけくそ価格を打ち出してきましたね。
その、商品に、その価格をつけても意味ないでしょ。それで、売上が4倍、5倍になるんですか?
情けなくなりますね。リーダーシプをとってもおかしくないはずなのに。

昨日、ある知人と飲みましたが、その席で、
この業界とはまったく無関係の人間である、その知人でさえ、
パソコンの世界は異常を感じると話していました。
なんで、あそこまで、安い、安い、安いに、売るほうも、買うほうも、必死なの?
なんだか、脅迫観念を感じると言っていました。

いいですか、日本の、この業界、異常ですよ。
この業界の外から見ると、狂っていますよ。

いつまで、戦後闇市路線を続けるんですか?
もう少し、まっとうな企業になるように体質を変える努力をしましょうよ。
乱売合戦ではなく、違う競争をしましょうよ。

【トヨタ、2年連続、最終利益 1兆円。そして、我が業界を思う】


トヨタ、2年連続、最終利益 1兆円。そして、我が業界を思う
トヨタ、凄いですね。コスト削減効果についても感心します。
設備投資、研究開発投資の効果についても触れらていました。暗の部分には触れることなく、よいしょ記事のオンパレードですが、それにしても凄い。

そして、我が業界。
いやあ、どこも、かしこも、いい話は全くないですね。利益が出ている、勝ち組と言われていても、その決算をみると、あまりにも少ない利益に唖然とします。こんだけ売って、これ?この一言です。
これでは、将来を展望する企業活動なんて無理無理。ラボを設けるとか、商品企画であるとか、明日に向けての企業活動なんてできないでしょう。ましてや、設備投資、人材の教育、訓練など、やりたくとも、やれないでしょう。

日本における、PC 専門小売店の展望は、その規模にかかわらず、いまのところ、ゼロ。

昨年、今年と、個性あるショップの閉店が続いています。ライバルではあったけれども、淋しいかぎりです。
従来なら、それにかわり新しいショプが出てきたもんですが、今は、別の業種の店舗になってしまいます。
個性あるショップが競ってこそ秋葉原がおもしろいし、PC がおもしろくなる。残念です。

ソフマップもビックカメラと資本提携。ソフマップ側はビックのノウハウと商品力、ビック側は、秋葉原における拠点と、中古部門が欲しかったのでしょう。なんだか淋しく感じます。
この業界、どこでボタンを掛け違ったんだか。

誰にでも参入可能な完全に自由な業界だったこと。回転する資金が大きく儲かるように見えたこと。当初は安く売るだけで、売れに売れたこと。その頃のエンドユーザーは、DIY の原則を当然とし、今以上に多くのトラブルが発生していたのにもかかわらず、ほとんど手間のかからなかったこと。
次、次に新しい商品が登場し、活気に満ちていたこと。

こういった状況に変化が生じているにもかかわらず、百年一日のごとく、旧態然とした手法による、安売り一直線が、業界を疲弊させ、今の状況を招きました。
少しばかり、成績が良いと言っても、その実態は笑止です。先のトヨタなどとは、まさに、像とアリ。市場規模も違えば、市場構造も違います。車のディーラーになるには、数々のハードルが存在するでしょうが、この業界は、サイトを立ち上げた、その瞬間から商売が可能です。

そりゃ、数多の通販サイト、ショップ、量販店による乱売は必然です。確たるディーラーでも無い限り、メーカーが車を卸すなんてことはあり得ないでしょう。どのような業界であろうとも、暗黙の了解のもとに最低限の節度は保持しているもんです。

ツートップさん ( 初代のツートップさんで、今のツートップさんではありません ) も、一時は、自社ブランドケース、自社ブランド MB などを発表し、飛ぶ鳥落とす勢いでした。
正直、安売り一直線で、迷惑な存在と思っていましたが、一方、独立系として突き抜けて欲しいとも思っていました。それが可能な存在だとも考えていました。
それが、あっさり、倒産、自己再生法による再生という事態になってしまいました。
嘘お。というのが当時の思い。そんなにあっけないもんなんだ。その程度の内部留保もないんだと驚いたことを思い出します。
トップが小金を掴むことはできても、企業として維持、成長していくための、収益構造を確立することはできなかったということです。そりゃ、そうです。あの利益率じゃ、永遠に無理。

裾野が拡がったとはいえ、それほど大きな市場でもないでしょう。年間の売り上げなどたいしたことはないと考えます。にも関わらず、数多の通販サイトが存在します。まさに、猫も杓子も状態。NTT 関連会社まで、パーツの通販を行っているのには驚きました。
先の市場規模の話ですが、それとても正確なものを把握するのは不可能。業界団体もなければ、親睦団体もなし。バランバランの、足の引っ張り合い業界ですから。

先ほど触れましたが、誰にでも手にすることはでき、単純に動作させるぐらいはできますが、誰にでも扱える商品では、断じてありません。ここに、大きな誤解があります。
実店舗が無いことが問題とは言えないでしょうが、全ての商品がそうだとは言いませんが、はたして、そういった売り方で販売してもよい商品なんですかね。

実店舗を持っていると、いろいろとコストが必要です。
万引き被害も、その中の一つであり、大きな問題であり、頭の痛い問題です。

ちなみに、当店では万引犯は容赦しません。示談などということもありえません。
昨年も、Yahoo オークションという盗人市場から証拠品を買い集め、告訴し、刑務所送りにしたのが一人。
単純万引きで、常習犯を刑務所送りにしたのが二人。もちろん万引きというのは窃盗であり、重大な犯罪ですから。それなりの数のカメラで、営業時間中は全て録画、かつ、事務所でウオッチしています。
書店など万引きにより廃業に追い込まれる例などもあり、深刻な被害をもたらすものです。この業界も同様で、断じて許しません。先の例など、金銭的、時間的に言えば、全くもって持ち出しですが、これからも厳しく対応します。

それにしても Yahoo というのも面の皮の厚い会社ですね。なにが、善意の第三者ですからだよ。なにもかも承知の上でよく言いますね。あれで、上場企業?警察の照会をうけると、あわててログを消去するって、それ許されるの?

たとえコストが大きくなったとしても、実店舗を持たない専門店って、それはありえないと考えます。
WEB において出来得ることについては無限の可能性がありますが、一方、物理的に出来得ることの限界もあります。どこまで言っても、テキスト情報と、イメージ情報、音以外は伝えられませんから。

コンビニの競争も凄いですが、この業界とは根本的に違うような気がします。
バタキ合戦などではなく、知恵を振り絞っての商品企画など、はたから見ていても感心することが多い。

翻って、我が PC の業界では相も変わらずバッタ屋手法による、情けない商売をしています。知性のかけらも感じられないのは、いったい、どうしたことでしょう。

そんな例の、ほんの一部。

Grow Up Japan は、Super Micro の並行輸入などしていません。日本で最初の Super Micro の代理店です。にもかかわらず、店頭で、Grow Up Japan は並行輸入業者などと言わないでくださいよね。
断っておきますが、並行輸入自体を悪いと言っているのではありません。

何の了承もなく、自分で勝手に出精値引きなどと決めて、勝手に値引きしたような支払いはやめてくださいね。

売ってもいない商品に安値をつけるのはやめましょうよ。自分ところでは、まず、売れない商品だからといって、やたらと安値をつけるのはやめてくれませんか?迷惑の一言。

コピーも商売もたいがいにしましょうよ。知恵はあるんだから、違う方向に使ってくださいよ。
札付きですよね。ドイツならまだしも、国内までもとなると、あまりにも面の皮厚すぎませんか?

筋を通し、商道徳に準じ、堂々と真正面から取り組み、一生懸命に日々商売をしていらっしゃる店舗、企業もたくさんあります。あまりにも小汚い真似はやめましょうよ。もっと、違う競争にしましょうよ。

ハードエビデンスが無いので言えませんが、それってサギでっすよねってことも結構あります。
電源のワッテージなどのスペック。確認してみてください。貼ってあるラベルどおりの出力かどうか。
数ワット違うということではなく、まったく違うかもしれませんから。

昨年、ツートップさん、フェースさんは、アロシステム( パソコン工房 )さんへ売却されました。
これも、なんだか複雑な思いです。最終的には効率を考え仕入れも統合されるんでしょうか?
結果、金太郎飴になる可能性があります。スーパーみたいで、面白くないですよね。

西の日本橋では少し変化が起きていると聞いています。自滅の道まっしぐらのバタキ合戦を是正しようという動きです。正解です。
日々の食料のような消耗品でもあるまいし、50円のっけとか、100円のっけとかで CPU、HDD を売ってどうするんですかね。毎週のように HDD、メモリを買っていただけるんならいいけど、それはないでしょう。そもそも、売り上げ金額が比較になりません。イオン、イトーヨーカドー、ダイエーのような利益率で販売して成り立つはずがない。

いつか来た道。何年も前に予見していたように、まさに、かつてのオーディオ業界と酷似した歩みになっています。一定の質を得たコンポに席巻された高級アンプは衰退し、今は、一握りのマニアだけが楽しむ世界になっています。もちろん、ほんの少しの専門店のみが存在していますが、それほど楽ではないようです。

PC パーツは、洋服などと違い、熟成度も低く、手間暇のかかる手離れの悪い商品です。
どう転んでも、誰にでも扱える商品ではないです。極めて専門性の強い商品でああることは否定できません。
やたらと手間のかかる MB を、500円、1000円のっけで売ってどうするんですかね。
自動販売機でもあるまいし、商品説明し、レジを打ち、買い物袋に商品を入れて、1年間の保証を付けて、では、利益など出るわけがありません。

ましてや、単価の下落は驚くほどで、これは、これで良いことですが、かつての分母と同様の売り上げを確保するのは大変です。

小売りは、粗利 20% 以上でないと維持できないというのが常識です。飲食店の原価率 は 45%。婦人服の原価率もそれに近い。紳士服においても、小売店の原価率は 50% 程度でしょう。
しかも、それらは食べたあとにサポートを求められることもなく、ボタンのはめ方を聞かれることも、ほぼないでしょう。ボタンが取れたからと言って、修理、返品交換などを求められることもほぼなく、ましてや、色が合わないから、相性問題とも言われないでしょう。
しかし、この業界の現実は、平均粗利 20% など、ほど遠く、夢みたいな数字に見えます。
顧客サービス、従業員の処遇、明日への投資などのコストを生み出すには、あたりまえの数字を確保することが必須です。

PC ショップのスタッフも同じ人間ですから。霞を喰って生きているわけではありません。
また、他の業種同様に教育、訓練は不可欠です。ある意味、専門のスタッフとして販売するための資格が必要です。それは販売店も同様で、販売するための資格が必要です。もちろん、法により決められた免許などではありませんが、販売する商品が、商品ですから、それなりの資格が必要だと考えます。

売れる商品を並べるのは小売店としては至極当然であり、基本です。しかし、それだけを並べていては東急ハンズにはなりません。正直、高いなあと思う時がないとは言いませんが、維持するためにはコストが必要です。ホームセンターなどとオーバーラップする商品もあるでしょうが、原則、専門店としての商品のラインナップを意図していることが、明確に伝わってきます。
東急ハンズ大賞という、自店に適合した形での文化活動も行っています。これなどは、ホームセンターとは決定的に違うところです。要は、明確な意思、哲学が存在するということです。
それなりのコストも必要だし、まっとうな企業として必要な利益は確保するというこです。

当店も、お恥ずかしい程度ではありますが、さほど売れるわけではありませんが、専門店としてラインナップし、在庫するべきと考える商品は在庫しています。しかし、その余地は、年々小さくなってきています。
回転率の高い商品ではないからです。また、求められる機会が少なくなってきているからです。安価な、製品でも、その性能が驚くほどに高くなってきているからです。

しかし、それらと同じかというと、決して同じではありません。業務上、必要とする企業様がいらっしゃいます。旧い SIMM でさえ、ISA バスの製品でさえ、必要とする企業は存在するものです。
それの製品は、年に、幾つ売れるかという商品ですが、すぐに準備することができれば、どれだけ助かることでしょう。もちろん、こういった商品ですから、その価格は決して安いものではありません。
専門店とはこういったものだと考えます。明確な意図のもとに商品をランナップしなければ、絶対に、そうはなりません。

さきにオーディオ業界について触れましたが、同じ道とは言え、決定的に違うところもあります。
高級オーディオを必要とする企業は、ほとんど存在しないでしょう。
しかし、コンピューターは企業にとって不可欠なものです。ましてや、特定業務、特定研究などの、用途に最適化されたコンピューターは有用で不可欠です。
メーカー製のコンピューターを最適化するには、とんでもなく、費用が大きくなってしまいます。
マニアの方々にとっても、パソコンに対する思いは多様で、オーディオとは全く違った可能性が存在し、その楽しみ方も多様です。

売る側としては、今日の状況を踏まえて、掛け違ったボタンを掛け直すことが必要に思います。
結果、今までのスタイルを踏襲するのであれば、それは、それで、仕方のないことですが、収益構造を変え、確立することは、絶対条件です。もし、企業としての矜持をも持とうとすれば、販売したことに対する責任、企業として、そこで働く方への責任を全うすることを可能にするしかありません。

一方、買う側からすると、他の商品と比較し、平均的に絶対価格として高価な買い物をするわけです。従って、いろいろと考え、できるだけ安いところで買い、それなりのサービスを要求するのは、しごく当然のことです。あくまでも、販売価格を決めたのは売る側です。
売る側が勝手に採算度外視の価格で販売していたとしても、儲からないからサービスを手抜きすることなどは許せないでしょう。
売る側も、まことに勝手なものです。さりとて、現実は、コストのかかるサービスなど、できようもないですから。
これについては、かくいう当店も頭の痛い課題で忸怩たる思いがあります。理想、目標とはほど遠く、そのギャップに日々頭を悩ましています。
買う側、売る側の意識に大きな乖離があり、そこに摩擦が発生しているのが、今の、パソコンショップの一つの現実です。
サービス業としては、この業界は特異であり、その実態はほめられたものではありません。問題は、そのことに、さして異常を感じない体質にあります。
高い買い物をする場所が汚くて良いということにはなりません。販売スタッフについても同様です。
一度の食事に 3万円も使うとすれば、そこは超高級店でしょう。その設備も、スタッフの応対にも、それにふさわしいものがあるはずです。 1万円のセーターを購入したとすれば、丁寧に応対され、丁重な包装を行ってくれるでしょう。
他の業界の専門店と比較してみれば一目瞭然です。

これについては、まったくもって売り手側の責任です。何でもそうですが、ものには限度があります。
マハポーシャ( オーム真理教の店 )に始まり、次から次へと、業界をかきまわすだけかきまわし、そのあげくに当事者は、ほとんど残っていません。裁判中の身の人もいれば、この業界から消えた人もいます。

互いに首を絞めあって、互いに、チアノーゼ状態に陥っている。笑うしかありません。買い手、売り手( 小売り、卸 )、すべてにとって、いいことなど一つもありません。
こんな問題すぐに解決します。等しく、適正価格で販売するだけのことです。それとても、びっくりするほどの販売価格になるわけでもありません。そんな、小さな、小さな幅のなかで、無理な競争を延々と繰り返し、毎日毎日、へとへとになって、何が残りましたか?愚かの一言。より高いレベルの販売資格を得るべく競争するのが、正しいと考えます。わずかな幅の値下げよりも、より高い質のサービスを提供することの方が、専門店としては重要だと思います。専門店を目指し、専門店を名乗るんであれば、そうあるべきです。


カメラ系量販店、家電系量販店
郊外型量販店
パーツ量販店
大手ショップ
専門店系ショップ
通販専門店

大きくわけると、こんなところだと思います。数多ありますが、そのスタイルは集約されます。
これだけのものが、市場を争奪しているのですから、その競争は過激になる一方です。
そして、どこも決定打を持っているわけでもありません。
しっかりした量販店はさすがに心得ていて、粗利はしっかり確保しています。ただし、誰かが泣かされているでしょう。
ポイント制による競争が激しいですが、本音で言えば、それを一斉に、一度に使われてしまう悪夢にうなされているでしょう。

パーツ量販店。一時、メモリの値段を 9,997円なんてつけているところもありました。7円ってなんだよ。愚かしいというか、あきれはてました。
大手ショップ。一大勢力でしたが、今はどうなんでしょう。看板は違っても、同じ会社になり少しは体質がかわったんですかね。

通販専門店。これについては実態は不明。価格サイトへの情報源の主力なのかもしれませんが、なにせ、実態のない店舗ですから、本当のところを知るのは不可能です。
原則、看板と、運営企業にて、その信頼性をはかる以外、やりようがありません。
やっぱり、信頼性に不安がないと言えば嘘になるでしょう。実店舗を持つ通販サイトとの決定的な差であることは事実です。

専門店系ショップ。これが問題です。日を追うごとに力が弱くなっています。大方はPC 好きが主体の店舗です。まだ、まだ個性的なショップがあり頑張っています。

大手ショップの基本は金融みたいなもので、ある程度の資金の利回りを獲得するという考え方です。銀行に預金していてもしかたないので、確実に回転するのであれば、利回り 3% は魅力です。ましてや、利回り 7% ともなれば、言うまでもないことです。
従って、その手法は安売り、回転率商法となります。小売りとして考えれば、それは無理でしょうが、利回り商売として捉えれば、納得がゆくことです。当然ながら、ある程度予測どおりに、素早く資金を回転させることのできる商品を売ることが重要となります。それが、今は、PC 関連であったということです。より、適当な商品が出現すれば、そちらに拠点を移すことは間違いありません。

しかしながら、ある規模を越え、専業の色が強くなってくると、そう簡単には業態転換はできなくなってきます。規模の拡大とともに比較される相手企業についても変化してきます。
その実態は、比較される企業とはまるで規模が違うにもかかわらず、比較対象とされ辛いことになります。

DELL であれば、云々。HP であれば、これぐらいの価格。などと、言われかねません。
気の毒と言えば気の毒です。全く違う商品なのですから、構成内容の一部を比較しても意味がありません。絶対価格のみを比較するのも意味がありません。
例えば、DELL は送料として 5,000円が必要です。低価格帯の商品であれば、この、5,000円は大きな意味を持つでしょう。片や、送料についても大きな特典を打ち出しているのでは?
トータルすれば、どちらの絶対価格が安いのか?サービスについては?

DELL の日本向けサポートセンターは、中国の大連にてオペレーションされています。全員が日本人だと思いますか?その、誠実度は?そういった定性的なものは除いたとしても、一ヶ月に販売される量と、それに対するサポートについては、定量的に考えても、物理的に限界があります。
いくらマニュアルが準備されていても、メンタリティーの違いが、結果に影響することは避けられないでしょう。もっとも、感心するぐらいに、マニュアルどおりの対応しか受けられないでしょうけど。

消費者側としても、安くないといけないような、脅迫観念につき動かされているかのようなことからは卒業し、冷静に判断されることをお薦めします。初期投資を押さえすぎると後悔することになります。
いろんなソフトを利用するようにならないとは言えないと思います。むしろ、当初の思いとは違い、いろんな活用を考えるにつれて、こんなに、いろんなソフトをインストールしていたんだということになります。
速いコンピュータは、決して無駄ではありません。良いことばかりです。絶対に。

専門店にも、サポート規定、社内規定はあるものの、そのサポート実態は杓子定規に行われているわけではありません。もちろん、他社のことはよくわかりませんので、当社の場合のことですが。
このあたりが、プロショップとよばれるところの良いところです。
原則、なんとかしたいと考えるのは人情です。が、なかなか、思うにまかせない場合もあります。
予防が最大のサポートだと考えていますので、それに、マンパワーを多くあてたいとも考えています。
技術の質を上げ、維持することは絶対に必要なことであり、それなくして専門店とは言えません。

ところが、今、あまりにも儲からないのでスタッフにコストをかけられなくなっています。結果、専門店系のショップも、その技術力はがた落ち。専門店のスタッフとしての商品知識もがた落ち。その質の低下は目を覆うばかりです。
当店においても、例外ではありえなく、必死にそれを防いでいる状態です。アルバイトばかりで固めるのではなく社員を主力として、定着率を上げ、持続的な教育、訓練を通して質の低下を防ごうとしていますが、正直、なかなか、思うにまかせません。

ちなみに、当社では週に一度、PHP/JAVASCRIPT/JAVA/SQL などの開発言語講習を行っています。
企業様の組織のありよう、その運用の実際を教えることにより、法人様の立場をより理解し、スムーズなお取引になるように。コンピュータシステムの運用の実際を教えることにより、より的確なアドバイスができるように。より幅広い知識を身につけ、少しでもコンピュータに対する見識を深めてもらうのが狙いです。
効果については、まだ、まだというところでしょうか。でも、専門店を名乗る以上は、やらないわけにゆきません。時間のかかる作業ですが、不可欠の教育訓練だと考えています。

この落ち目の専門店系ショップですが、下手すると、そのほとんどが消えてしまうかもしれません。
理由は様々でしょうが、このままやっていけるとは到底思えません。
今のまま、なにも変わらないとすれば、パパズ & ママ ショップ的な形態以外は無理だと考えます。
このまま、なすすべもなく、手をこまねいていては、間違いなくそうなります。
海外の市場は別ですが、このままでは、日本のこの市場に展望などありません。価格を破壊した産業は、産業自体が破壊されるという教訓どおりです。

もはや、台湾などの関係者の日本を見る目も冷ややかです。すぐにバタキ、商品を殺してしまうからです。
最近、新製品の入りが悪いと感じませんか?そりゃそうです。しっかりと利益がとれる場所に商品を出すのが人情でしょう。

台湾勢を主力とするケースメーカーも大変です。バタキ合戦もゆくところまで行き、その上、鋼材などの材料が値上がりし、どうにもこうにもという状況です。公称 ?ミリが、実際は ?ミリ。日本製鋼板から、中国製鋼板への転換。一度に、3枚まとめてプレス。もう無茶苦茶。

安い。安いと喜んでばかりでいいんですかね。趣味と名が付いているもので、これだけ安物好き大集合は、 PC 以外に知りません。そりゃ、こだわりも、知性もへったくれもないでしょう。
趣味というものは、より高級、より高性能へ向いていくもんです。それが、自慢になるもんです。
安いということは良いことです。しかし、高いから値打ちがあるのも一方の事実。

台湾、上海、韓国などの小売り市場と比較し、日本は確実に 10% 程度安い。アメリカは特殊で、安いけれでも、そういうところは、送料がとんでもなく高かったりします。それに日本の 3倍から 5倍の量は売れるでしょうから、薄利多売も成立します。
日本程度の規模のマーケットで、今の価格で売るなんて、論理的に考えても、ビジネスロジックなど成立しません。たたけば埃が出る手法でも使わない限り不可能です。海外では、秋葉原はクレージーと言われています。

さて、どうしますか。当店は、揃いも揃って PC が大好きです。もしくは、ソフト開発が大好きです。コンピューターが大好きです。こんな人間が集まっています。
量販店でもありません。大手金融手法店でもありません。パーツ量販店でもありません。
専門店一本しか考えていませんし、それ以外に道はありません。他の業種でもそうですが、靴、カバン、洋服。専門店と、スーパーでは全く違います。東急ハンズに安さを求めている人はいないでしょう。
シェア何パーセントなどとも考えていません。好きな物を集め、それなりの経験を活かし、趣味の方、企業の方一本で、商品を販売していきます。それと、国内在留外国人の方への販売。
適正価格にて拡販し、必要な利益を確保し、もっと、もっと、サービスの質を向上させたいと考えています。
スタッフの数も増やし、プロショップとしてやりたいこと、やるべきことを、やっていくことを目標としています。

それぞれのスタイルの店舗があることは自然のことです。
大手のパン会社もあれば、地域に根ざした焼きたてパンの店もあります。味も違えば、価格も違う。
至極当然のことです。そして、それぞれの判断のなかで、どちらを選ぶか決めるのでしょう。
それぞれが、適正価格と考える販売価格で販売する。ただし、物理的な限界があるのも当然のことです。
これを、ぼるなどという下品なことをおっしゃる方。あんたの会社は、どうやって、あんたに給料払ってるの?振り込めサギの会社?

ところで、この業界、並べている商品が同じなので値段勝負しかない。などと、ごく常識のように言われています。ちょっとまってください。

製品としては同じかもしれませんが、その店舗の商品になった時から、違う商品なんです。
同じ製品でも、それぞれの店舗における付加価値が違うんですから、同じ商品ではありません。
清潔な店舗もあれば、汚い店舗もあるでしょう。狭くて買い物しにくい店舗もあれば、そうではない店舗もあるでしょう。
知りません、ありませんの一言で、ブチッと終わってしまう店舗もあれば、調べるなりして答えをくれる店舗もあるでしょう。商品を目の前にして、何の話も出ない店舗もあれば、話が進み、かつ、さらりと、参考になる技術情報、商品情報を話してくれる店舗もあるでしょう。保証形態、期間もちがうでしょう。
これらが、付加価値です。これらに価値を認める、認めないはお客様の判断です。
しかし、各店舗ともに、それなりに付加価値はあります。だから、決して同じ商品ではありません。価格に差があるのは、至極当然のことです。

ご不満はごもっともとしても、確実にスタッフの質も違います。どの店舗においても、幾ばくかの自負はあるでしょう。そうあろうと日々工夫、努力していることも事実です。先に触れましたが、DELL/HP、他のショプのマシンと絶対価格を単純比較するのもナンセンス。違う商品ですから。
マシンを構成するパーツと、パーツ売りのパーツとの価格を比較するのも間違い。違う商品ですから。

ついでに言えば、価格サイト。この食べ物にたかる銀蝿のような存在。
一人、二人で運営している店舗、通販と、数十人で運営している店舗とは、コストも違えば、出来うることもおのずと違ってきます。その出来得ることの範囲、限界も違ってきます。物理的に考えれば当然です。
得意とするところも違います。在庫の数は?保証期間は?サポート形態は?その他のサービスは?など、多様な事柄により価格が形成されるのは自然のなりゆきです。

多様な情報を提示することにより、とにかく安いところで買う、総合的に判断すると、リーズナブルな価格だから、そこで買う、などと判断できると考えます。こんな胡散臭い、何の検証もされていない会社の情報に右往左往するのは止めることです。これなど、インターネットという曖昧でぼんやりとした不確実さというマイナス面の代表みたいなものです。一種のまやかし。そうではないサイトにすることも可能ですが、コストもかかるし、大変なので、それはしないでしょう。はなっから、そんな気はないか。

そうです、楽して、人の心理につけこんで儲けようという卑しい人間が集まっているところでしょう。そう見られるのが嫌だから、もっともらしい理屈をこねるんでしょう。人間の心理につけ込んで儲ける。なんか、そんな輩、他にもありますよね。

それはさておき、専門店としての価値を、どう、客観的に認めてもらうか。我々は、ここを愚直に追求すること以外に方法はありません。専門店としての楽しさと、安心を提供していくしかありません。
どこにでも並んでいない商品を見つけ出し、企画し、それを実際に売る。コンピューターの見識を深め、広め、引き出しの数を増やす。それにより、スタッフの質を向上させ、店の質を向上させる。結果として、お客様の満足度の向上を追い続ける。これが、専門店の王道だと考えます。
価格は重要な要素です。しかし、安さだけを売り物していては、専門店など維持できるわけがありません。それに、それのみで判断されるお客様ばかりではありません。

仮に、専門店ではなくとも手間暇がかかり、手離れが悪く、熟成度の劣る商品をバタイてはいけません。
余裕をもって最後まで面倒をみることができるようにするべきです。

パソコンが日用品化してきて云々という論調を見かけますが、確かにそうかもしれませんが、扱い安くなったわけではありません。相も変わらず、Windows はクラッシュします。掟破り製品、品質不足製品、熟成度の低いバグだらけのソフト。こんなものが横行しています。
家電という器のなかで、その製品の安定稼働のための多くのリストリクションを設定し、その枠のなかで製品化する。
こうでもしない限り、誰でも扱えるコンピュータにはならないでしょう。
そもそも PC なんて、今の形でなければ困る人など限られています。携帯電話、情報家電が普遍になるにつれて、更なる、専門性が要求される商品です。
真砂の砂と同じで、利ざや稼ぎ店舗、ゲリラ店舗は無くならないでしょうが、それがいけないとは言えません。専門店には専門店としての存在理由があることを実感してもらう努力をしないと、消えて無くなる時は、目の前まで来ています。

お客様、小売り、卸売り、メーカー。この全てが、ウインウインでなければ、その業界の存立はありえません。業界は、足を引っ張り合うようなことは止めることが不可欠。それぞれのスタイルのなかで、健全な競争のなかで、共存をはかることが大切です。量販店では売れない商品も数多くあります。同じような店舗ばかりではつまりません。個性豊かな専門店舗が数多くあれば活性化するでしょう。
また、地道ではありますが、専門店が商品の市場を開拓し、結果として、メーカーに替わり啓蒙加活動を行っていることも事実です。その結果、量販店でも売れる商品になっていることも理解していただきたいですね。

ただし、バッタ屋はもう必要ありません。DOS/V の初期のように、べらぼうに高い商品など、もう探しても存在しません。その役割は終えました。製造原価が下がれば、販売価格も下がる。その流れの中で価格を考えるべきです。
無理な価格で販売したところで、4倍、5倍の売り上げは見込めません。それほどのインパクトを与えることができるほど、価格に対するマージンは大きくはありません。

今、この前まで、あんなにもてはやされていた電機業界の業績が、がた落ちです。値崩れが原因です。
先の価格サイトなどに振り回されて、不毛な値下げ競争を繰り広げた結果のことです。
これでは、メーカーは、画一的な商品しか製造しなくなります。ワンショットで売り切る商品しか製造しなくなります。商品の選択肢がなくなり、つまらない商品ばかりになります。そのうちには、製品開発力さえ喪失してしまうかもしれません。

コスト削減の圧力は更に高まり、結局は、節操もなく安い、安いと騒いでいる、自分達自身にも、その影響が及んでいきます。大きな意味で、自分で自分の首を絞めることになります。
結局はコストを下げる魔法などはなく、限界もあり、もっとも金のかかる、人件費、環境対策費などを削減するしかありません。そして、品質を下げるしかありません。
それを海外に求めるとしても、その国の人達を安く使うことですから、それほど誉められたことでもありません。結果、あまり報道されませんが凄まじい公害を発生させている国があります。それらの影響は、海を渡り、風に運ばれ、この日本にも影響を及ばすでしょう。

雑誌のミスリードも甚だしいものがあります。カー雑誌を例に出すと、それらには歴然と格みたいなものが存在します。使用している紙質、写真の質などで明らかです。また、その記事の内容、傾向にもよります。掲載されている広告にも表れています。
今の、パソコン雑誌の内容は目を覆うばかりです。3万円でパソコンを造る方法とか、家庭の主婦相手の雑誌じゃあるまいし、その見識には情けなくなります。
カーグラフィックを見習いなさい。広告主に媚びることもなく、専門雑誌としての誇りを感じます。当然、ライターについても同様。だからと言って、広告が掲載されていないわけではなく、その掲載料金も、とても、とても高級です。

長期テスト用の車も自社購入。極めて当然。かくあるべきです。そういえば、PC とは関係のない雑誌から取材されましたが、掲載対象の商品は、自ら購入していきました。
デモカーのように、常時貸し出しの用意でもしていない限り、そう簡単には貸せないでしょう。それに、そういった車は、一台売れると、それなりの利益が出ることは間違いありません。
厚かましく、貸し出しを依頼してくるのはパソコン雑誌だけでは?それも、返却はいい加減だし、商品を無茶苦茶にして平気な雑誌社も多く、ほんと、常識がない。

あそこは幾ら、あそこは幾らと、新聞の折り込み広告がわりみたいなことを。、性懲りもなく行っていてもしょうがないでしょう。
何事にも明と暗はあるもので、暗の部分を指摘する姿勢は不可欠です。男芸者みたいな姿勢では、権威ある専門雑誌なんて永遠に実現しません。編集長、編集者、ライターを総取っ替えするしか手はありません。
文化程度が低すぎます。ソフト関連の雑誌の方が何倍も役立ち、何倍も専門的だと思います。

コンピュータが好きだかこそ、お客様、多くの同業者が共存共栄できることを願ってやみません。
すべての元凶とも言えるのが、度を超した、無理な廉売です。諸悪の根源です。
これを是正するというと極端に価格が高くなることを想像されるかもしれませんが、けっしてそんなことはありません。
適正価格に是正することで、この業界のおおよその問題は解決します。
しかし、残念ながらこの想いの実現は困難でしょう。この見通しがはずれることを願ってやみません。
弊社においては頑固に、目標とするところに向かっていくことのみを考えています。

最後に、参考のために当社の最近の仕入れ価格と販売価格を、ランダムに、一部記しておきます。
おそらく、高いと言われるんでしょうが。CPU/HDD/BULK メモリ は、売る側からすると、どうにもならない商品の代表の一つです。
もちろん、きっちりと利益のとれている商品もありますが、平均 20% など、はるか届きません。
これが事実です。何度も言うように、どうするかは、あくまでも売り手側の問題ですが。

それから、インテルの 1000個単位の価格と比較して、どうのこうのという、物事を知らない世間知らずの方は、論外です。 買い物時に、他店でも、けっして値切ったりしないようにお願いします。

  入り 売り
Maxtor 6B250R0 ATA133 7200tpm 250GB 16MB 13700 14,400
Maxtor 6Y160L0 ATA133 7200rpm 160GB 8100 8,400
Maxtor 4R080L0 ATA133 5400rpm 80GB 5400 5,480
HGST HDS722516VLAT20 ATA100 7200rpm 160GB 2MB 8100 8,800
Seagate ST380817AS SATA 7200rpm 80GB 6900 7,080
BX80546KG3000EA Intel Xeon 3.0D FSB800/1MB Nocona BOX 33,790 35,000
BX80546PE2400E Intel Pentium4 2.4A BOX 13,700 14,400
BXM80536NC1300E Intel CeleronM 350 1.3GHz BOX 8,700 8,980
BX80547PG3400EM Intel Pentium4 3.4GHz EM64T BOX 29,530 30,480
BX80532KE2400E Intel Xeon 2.4A FSB533/1MB BOX 28,250 29,800
BX80546KG3200EA Intel Xeon 3.2D FSB800/1MB BOX 47,760 49,800
GA-K8N Ultra-SLI 19,400 22,460
GSA-4163BK DVD Multi Drive 7,600 8,660

【Cebit あれこれ。つい考えてしまうことも。】

3回目ですが、過去は、見学に尽きます。
今回は、SMART DRIVE/SMART FLEX の展示と、それによる販路を見つけることです。

結果的には、現地でのベンダーを見つけることはできませんでした。
ベンダーの、ほぼ、100% が、台湾系です。彼らは、チープな商品を、コンテナ単位にて売り捌くのが得意であり、効率も良いと考えています。
手間は、大量であろうが、少量であろうが同じなので、そう考えるのは自然です。スタイルが違うということで、仕方ないでしょう。

しかし、商品そのものに対する評価は高く、日本製の持つ品質の高さについては、理解を示してくれました。

Cebit が開催されているドイツは、日本同様に不景気で、価格に対するプレッシャーも、強くなってきているようです。
多くの、当地のコンピュータ雑誌に目を通しましたが、出回っている商品は日本と似たようなものですが、日本のようなハイエンド商品は少ないと感じました。

もう一つ、静音に対する要求は、日本に負けてはいないです。それ以上と言えるかもしれません。アメリカとは、まったく違います。

ロシア、ポーランド、サウジアラビアなどからも、バイヤーが訪れています。
SMART FLEX については、興味を持つ人と、そうでない人とに、見事に分かれ、価格については驚かれますが、内容を見ると納得されます。ベンダーが見つかり次第、知らせてほしいとのリクエストも多くうけました。

ドイツを始め、世界においても、以前ほどには商品は売れていないようです。
PC ケースについても、価格競争も極まってきたようで、コンテナ単位で捌くのも大変らしく、PC ケースと、スピーカーなどというように、混載で送る場合が多くなってきていると聞きました。

おもしろい話を、台湾系の、あるメーカーの人に聞きました。
現在、0.7mm とか、0.6mm とかの鉄板を使用しているのですが、それが、鋼板の価格上昇とともに、どんどん薄くなってきているようです。仕様どおりの厚みの鋼板が使われているのか、確認する必要があるのかも。
本来、一枚、一枚、プレスするのですが、笑っちゃいますが、コストダウンのために、まとめて、3枚程、プレスするそうです。ケースを売っている感覚ではなく、鉄板を売っているようなもんだそうです。
へな、へなケースが、そんなに欲しいんですかね。普通、趣味と言えば、高いほうに進むもんですがね。
要は、作る方も、売る方も、安売り合戦も極まり、へとへと状態です。これでは、大量に売るしか手はないでしょうが、大量に売れなくなったらどうすんですかね。薄利多売の多売が無くなれば、その先は言うまでもないでしょう。

ケースメーカーも多数、出展していましたが、相変わらずで、これというケースもなく、なんだか、奇をてらった製品ばかりで、フロントパネルのショーみたいなものです。
中身は、ほぼ、同じですから。そりゃそうで、ケースは、あるところから買い、フロントパネルだけを変えているんですから。型番の違いとか、メーカーの違いなんて、意味ないですから。

それにしても、でかい会場です。面白い商品もありました。
スウエーデンのメーカーで、木のマウス、木のキーボード、木のモニターを見つけました。
もちろん、カバー部分だけですけど、とても、感じの良い商品です。リビングを意識しているとのことで、これは、売れる商品だと思います。難しい加工も見事になされています。
日本での販売先は未定ですが、何社かが手を挙げているそうです。一国、一社という方針で、ともに、成長していきたいと明言していました。

こういった主張のある企業は、大方が台湾、中国系以外の企業で、納得さされます。
弊社が取り扱っている水冷関係も同様で、金魚の糞みたいな、幾つかの会社が、コンタクトしてきているそうですが、innovatek は、安売りするところは許さないということです。aqua computer は、弊社以外は、相手にしないとのこと。

水冷という市場を開拓してきた innovatek 、こだわりの aqua computer ともに、業績好調。
メイン・ストリームとは言えない商品であることも充分に理解しており、安売りなどという、愚かなことはしないそうです。適正価格で販売していくとのことですが、当たり前のことです。そして、うらやましいです。
これは、弊社の他のスタッフから聞いた話ですが、価格コムの話をしたら、大笑いしてたそうです。
そりゃそうで、価格コムの情報なんぞ、なんの検証もされていないわけですから、彼らに情報操作されたならどうするんですかね。インターネット上の情報なんて、そういうものでしょ。玉石混合。情報をフィルターにかけ、自分なりの理解、評価をしない人っているんですか?文字通り、そのまんま受け取るとすれば、それは馬鹿ですよね。

aqua computer の経営者は、二人で始めたそうで、ともに、27歳の若さ。3年前に始め、自分達が欲しい商品がないので、それならと会社を興したとのこと。
今も、自分達が欲しいと思う商品を供給しているだけという考え方です。高価になっても、こだわりの商品を供給するとのことで、販売状況も好調で供給が間に合わないのが悩みとのこと。うらやましいです。

何をもって、高いとか、ぼる、とか言うのかはわかりませんが、高いと思えば、買わないという選択もあり、押し売りじゃないんだから、文句を言う筋合いのものではないでしょう。
裏付けのある、利益のある、安売りなら成り立つんでしょうが、そうじゃない安売りなんて、馬鹿売りで、自滅するだけ。それに、そんなに大量に売れるもんではないですからね。
もちろん、高いより、安いほうが良いに決まっていますが、日用品じゃあるまいし、PC を趣味にするんなら、あまりにも、安いの高いのと大騒ぎするのは、いかがなもんでしょう。
趣味の品とは、そういったものでしょ。世の中には、高いから買うとか、高いから売れるということもあります。一般的な、実用品としての PC なら、DELL か、HP を買えばいいんですから。ほんと、安いです。

売れないかも、不良が出るかも。不良に対する準備も必要。海外のメーカー、ベンダーからの仕入れには、
それなりのカントリーリスクは当然。運送料、通関費用などのコストも必要です。もちろん、それをハンドリングする、コストが、国内より割高になるのは仕方ないでしょう。ユーローも高いし。
実際に経験のある人なら絶対に分かります。ビジネスとして、輸入販売をした経験があればね。
しのごのと、もっともらしいことを言う人は、絶対に、経験がありません。
現地と、同じ価格で売れるはずがありません。トヨタも、USA では高価ですよ。カローラも、もちろん高いです。アウディー、ベンツ、ポルシェも、日本では、とても、とても高いです。

嫌なら、個人輸入があります。時間をコストと考えない方。手間を惜しまない方。リスクを受け入れられる方。お薦めします。それは、それで結構なことですから。
希望どおりのものが来るとは限りません。個数が間違っているかもしれません。相手は、日本じゃないですから。永年の経験から一言。慣れていても、実際は、とても、とても、大変です。

成田空港の宅急便サービスで買う、ダンボール箱が 530円。これは、さすがに高いと思います。
原価の、10倍以上でしょう。それにしても、買わなければいいんですから、文句を言う筋合いのものでもないでしょう。

ほかにも、おもしろい商品がありました。なんと、SMART DRIVE のコピー品です。
パテント・ペンディングとありましたが、番号もなく、いったい、どこへの特許申請なのか?
この商品、日本では見かけませんが、ヨーロッパで売るつもりのようで、おそらく、中国製。
作らせたのは日本の会社のようでで、サイズという会社でした。

Cebit にブースを出展するということについては感心もし、偉いなと思いましたが、これについては、いただけません。たいがいにしてほしいです。もちろん、弊社は、ドイツについても、PCT( 特許申請の優先権 )も確保していますし、特許の申請も行いました。それにしても、卑しいですね。ほんと、嫌になります。
まさか、弊社が、Cebit にて、SMART DRIVE を展示するとは夢にも思っていなかったでしょうから、さぞかし驚いたことでしょう。

ハンブルグに宿泊し、高速鉄道にて会場に向かうのですが、今回は、その時間帯が以前と違うせいか、混んでました。この時期、ハノーバーの宿泊費は、とんでもなく高くなります。一泊、5万円程もします。近くの民宿っぽいところは、6,500円程度ですが、一年前から予約しておかないと、この時期は宿泊できません。
ぼる、とか言う人は、このハノーバのホテルの料金についても、そう言うのでしょうか?
需要と供給の関係でしょうから、しかたないと思いますが。私自身は、馬鹿馬鹿しいので、ハンブルグの星なしホテルに宿泊しました。駅の真ん前なので、とても便利で、満足しました。
それでも、シングル、一泊、1,7000円程度。転がり落ちそうな、小さな、小さな、ベッドでした。

駅の中に、軽食を食べさせるショップが並んでいます。パンにハムを挟んだ程度のもので。2.5ユーロ。
日本円で言えば、320円程度です。ほぼ、毎日、朝は、これを食べていました。
電車の食堂車の席に座り、コーヒーを頼んで食べます。指定席が取れないので、そのまま座っていきます。券売窓口のスタッフに教えてもらった方法ですが、これも、満杯で座れない時もありました。
まあ、75分程度で会場に着くので、我慢できる範囲です。この食堂車は、喫煙 OK です。

喫煙しない人は近寄りません。当然でしょう。これで良いのでは。狂ったように、禁煙を強要するどこかの国とは大違い。ヨーロッパは、やっぱり大人の社会ですね。分煙が一般的みたいですね。ここでは。
天候は、いつものように寒くはなかったのですが、そのぶん雨になります。降ったり、止んだりで、大変ですが、ここでは、当たり前のようなのですが、傘を持っている人が少ないのは不思議です。

会場から戻ると、九時から十時という時間になり、近くのレストランを探すのも大変なので、ホテル近くの
中華料理店にて食事という毎日でしたが、改めて感心します。中華料理店はどこにでもありますね。
偶然、知り合いに会うこともあるもんで、ハンブルグに在住の台湾人の方と、ばったりと出逢いました。
2年ぶりでしたが、この前よりは元気な様子で、6月の台北のショーにての再会を約して分かれました。
裸一貫にて、PC 関連商品の卸販売の会社を設立し、それなりに財をなしている方です。
船員稼業から、レストラン経営を経て、現在の会社だそうですが、苦労したと聞いています。それにしても、華僑と呼ばれている方々のバイタリティー、商売上手は見習いたいものです。

海外に行くと、必ず、その地域の PC ショップの情報を漁るのですが、それらを見ても、雑誌を見ても、
やっぱり日本のショップは異様に安いと思います。というより、常軌を逸した馬鹿な価格で販売しています。
廃業するショップが増え、新たなショップが増えないのも道理で、しかたないと考えます。
しかしながら、淋しい気もします。競いながらも活況を呈した状況を渇望しますが、自業自得でしょうか。

価格競争は当然ですが、価格破壊は、産業をだめにします。ディスカウンターが生き残った歴史はありません。近くでは、ハンバーガー屋さんがそうです。一時は、エクセレント・カンパニーなどと、マスコミも持ち上げていましたが、為替の予約期間の終了とともに、勢いもなくなり、創業者が、懐に、目一杯つめこんで、さようなら。

そもそも、量販店でもない店舗が安売りなんぞできるはずもなく、軌道修正が出来ないまま、力尽きてしまうのでしょう。かきまわすだけ、かきまわして、業界からさようならする人を、利口だと言う人もいますが、そうでしょうか。ほんとうは、続けていきたかったのではと考えます。おそらく、嫌気がさしたのでしょう。
あまりにもの、価格ドッグレースに。あまりにもの薄利に。
ウオルマートだって、絶対価格はどうあろうとも、適正な利益率は確保しているものです。秋葉葉は、愚かな事を行っています。

専門店としてのサービスを提供するためのコストを確保しなければ、専門店など維持できるはずもなく、
結局は衰退し、消えてゆくことになるでしょう。買う側の選択肢も限られ、つまらなくなります。
寡占化が進むとどうなるかは、マイクロソフトが証明しています。ユーザーにとって、良いことなんですかね?

近くでは、マクドナルドも、牛丼系も、行き過ぎた価格設定が、今の状況の根元的な要因です。牛肉騒動も、価格マターで、アメリカに依存し過ぎた結果です。デフレなんて、良いことなど一つもありません。
結局は、自分自身にもその影響を及ぼさせますから。安いの、安いのと躁ぎすぎるのは、自分自身の首を絞める結果になります。
何事も、限度があり、それを越えると、ろくなことにはなりません。自分の給料を減らされるはめになってから、気づくのでしょうね。

Cebit を見て、面白い商品と言えば、RAID CARD だったり、MB だったりで、安いの、安いの一点張りのケース、電源には、見るべきものは、ほぼありません。ただ、一つ、実感したのは、ゲーム用 PC の主張です。これは、これで、ありです。これに関連するケースには、自分自身では欲しいとは思いませんが、面白いものがありました。
アナログ・メーターもどきのものがフロントにあったりで、個人的にはずいぶん前からアイデアとして持っていたので、やっぱりな、という思いもあり楽しめました。

SWATCH が、指で触れると振動により長針、短針の位置が分かる腕時計を展示していました。
時計盤の周囲を指でなぞり、針のある位置に指が触れると振動するものです。目の不自由な方のためのものです。感心しました。おそらく、売れると考えてはいないでしょうが、こういう商品は、今の、中国系からは絶対に生まれてこない商品です。

パリのシャルル・ドゴール空港内にシェラトンホテルがありました。ハンブルグからの乗り継ぎのため、空港内を歩いて移動している途中で見つけました。ターミナルの内にホテルがあるのを見るのは始めてで驚きました。ロビーもあり、バーもあり、時間があれば、ちょっと休憩には静かで清潔で、いい場所だと思います。
中華料理続きだったので、フランス料理とは言えませんが、肉料理を食べました。価格も思いの外手頃で、ワインをグラスに一杯だけ飲んで、満足しました。
それにしても、空港内にホテルがあるなんて、驚きました。場合によっては、とても便利でしょう。

くたくたになった Cebit でしたが、目的の80%は達成できたと考えているので、満足です。
一歩、一歩、地道に、海外に向けて日本製品を販売していくつもりですが、可能性は大きいと思います。
どうせ、大量に売るなんてことは無理だし出来ないので、物真似でない、個性ある商品を、日本製に恥じない商品を開発し、販売していきたいものです。先を越されたらしょうがないですが、アイデアは、まだ、まだあるので、着実に実現し、日本で、海外で、販売していければ、こんな楽しいことはないと思います。



【SWIFTECH/Corsair 訪問】
この前、久々ぶりにアメリカへ行ってきました。
USA USER'S SIDE へ、かつを入れる( 技術レベルが低すぎる。真剣に怒っています )ためと、Corsaie への訪問、および SWIFTECH の状況視察が目的です。

USER'S SIDE のスタッフへは、PC が好きになれないなら、弊社で勤務するのは困難であることを、再度、伝える。
好きこそ物の上手なり。PC に関する日々の鍛錬、研究は空気みたいなもので、当然のことです。
これに、プラスしてパーソナリティーであるとか、サービス精神であったり、ソリューションの提供であったりすると考えます。

どうも、USA 在住の日本人には違和感を拭えません。企業におけるアメリカ赴任という形で在住されている方には、それほど、この思いは感じません。
ただし、在住期間の永い方には同様の違和感を感じます。これは、どういうことなんでしょうね。
郷にいれば郷に従えという言葉がありますが、それとは次元が違う問題があるように思います。

アメリカを誤解、曲解し、必要以上に、アメリカンにすりより過ぎると感じます。もっと日本人であることに誇りを持つべきだと思います。
とはいえ、異国で生活していることには違いはなく、やはり、それなりの不便もあり、望郷の念もあると思います。
それに対して、ささやかではありますが、コンビニエンスをご提供できればと考えています。

Corsair の本社と、工場を視察してきました。やはり成長企業には、それなりのオーラがあり、社内に活気、覇気を感じます。
この1年で、売り上げは 3倍になったとのことです。社長は、イギリス人で、社員のほとんどはチャイニーズでした。

生産の現場は、想像以上に厳格な運営がなされていました。Corsair のポリシーである、全品チェックは事実であり、そのチェック、3段階に渡り、
最終的には、実際に各種の MB に実装し、動作チェックが行われていました。VALUE シリーズはもちろん、サーバー用の、2層チップの生産現場も見てきました。
使用チップについては、日時、生産工場、仕入れ先など、すべてにおいてトレースできる体制になっていることも知りました。

OEM 生産も行っており、たまたま、目の前にあった多数のメモリの OEM 先を聞くと、Yahoo だとのことでした。
USA Yahoo は、Corsair のメモリを使用していたのです

Corsair は、フリーモント( 現在では、ここもシリコンバレーの内 )にあります。当店の SJ 店からは、20分程度のところです。
SWIFTECH は、ロサンゼルスにあります。当社のLA 店からは、30分程度の距離になります。
こじんまりとした事務所と、裏手に、工場がありました。現在は、注文に生産が追いつかない状況であり、24時間を3交代にして生産しているそうです。
来年には、生産ラインをもう一つ増やすことになっていると聞きました。基本は、手作り生産であり、大規模な生産ラインでなないので生産量には限界がありそうです。

ここの社長はフランス人です。くしくも、Corsair、SWIFTECH ともに、ヨーロッパ出身の社長が起こした企業です。
ともに苦労し、ここまできたことがうかがえ、思いを同じにする部分があります。アメリカ人、台湾人とのつきあいも多くありますが、
かれらとは違った感じがあります。多少、融通がきかない部分がある反面、生真面目であり、貸し借りとか、恩義とかいった風な概念を持っているようです。

Grow Up japan/USER' SIDE は、SWIFTECH の公認代理店となることになりました。


ともあれ、久々の USA 行きでしたが、それなりに成果はあったと思っています。費用に見合う仕事ができたかなと考えています。
で、毎度のことながら、アメリカって変な国だなと思います。とても法治国家だとは思えない、理解できない法執行の現実だとか、
実にくだらない規制であるとか、自由競争を阻害する慣習が大手を振っているとか、本当に自由の国?

【知的財産権の保護強化?】
財務省が、アジア各国と協調して知的財産権の保護強化に乗り出すと、
日経新聞での記事にありました。

結構なことです。台湾、香港などで普通に見かけるソフトのコピー、音楽CDのコピーを考えると
当然のことです。

しかし、日本がそんな格好の良いことを言えるのか?。
悪名高い、日本の外務省の海外公館の実態を知れば、よく言うよというのが正直なところでしょ。
総領事館、大使館なんて、ソフトのコピー使用なんて、あたりまえでしょ。
どこの領事館なんてことは言えませんが( 意地悪をされるのが見え見え )、ひどいものです。

日本の国を代表すべき、在外国公館がコピーを、なんの反省も無く行っている。
一方で、こんな事実があり、一方では、知的財産権の保護強化。
笑っちゃいますよね。

財務省は、アジア各国云々の前に、足下の自省を点検する方が先では?
外務省を、調査する方が先では?

でないと、赤っ恥をかくことになると思いますが。

【きれい事なのか?】
安売り路線に限界が来ているのが、業界の現状です。これは、必然です。
価格破壊は、産業も破壊します。適正価格は存在します。価格と品質は相対します。
『高くても、良くない商品は存在しますが、安くて良い商品などはありません。』
それなりということです。

価格を追求し、出来うる範囲内で安価に商品を提供するのは大きなサービスの一つです。
しかし、それにも、手段を選ぶことが大切だと思います。

無料での販売応援要員の提供、協賛という名でのリベートの要求、ポイント制度費用の押しつけなど、
自らの優位な立場を濫用する量販店。背広を着たヤクザと称される所以です。
業者側の企業、そこで働く社員、その家族。結局は、誰かの犠牲の上に成り立っているにすぎません。

安い中国製の商品も、中国国内の人件費の安さによるところが大きく、昔の女工哀史と、
なんら変わるところはないでしょう。
それにより、苦しんでいる中小の企業の関係者の犠牲の上に成り立っているとも言えます。

安い、安いということを手放しで喜んでいていいのか。結局は、自らにも降りかかってくる事があるでしょう。

価格破壊を標榜したところは、最終的には消えてしまいます。もしくは、自ら蒔いた種に苦しみます。
近くは、日本マクドナルドが良い見本です。おろかな事です。
創業者は、とっとと、一財産抱え込んで引退。後は知らん顔で。結構な事です。

中古販売市場が成長しています。これは、これで意義のあることで結構な事です。
しかし、その一方では換金目的の万引きが横行し、閉店、廃業に追い込まれる書店があります。
PC についても、同様のことが起きることは充分考えられます。事実、昨今、万引きが急増しています。
その理由は言うまでもないでしょう。

ネットオークションなど、犯罪の温床です。チェックすることなど不可能でしょう。現状のチェック体制など、エクスキューズのための、やってます程度なのは見え見え。本気なはずはありません。はっきり言って、共犯です。だからこそ、こういった商売はやらないという判断が正しい思います。
それらの問題をクリアできるようになってから、始めるのが正しいと思います。
中古品の買い取りなどは、まだまだ厳格にすることは可能ですが、それをやると困るので、何かと理由を見つけて、やらないだけです。
片目を閉じて、盗人の片棒を担いでいるようなものです。そこまでして、金を儲けたいですかね。

ネット商店街とて、胴元だけが儲かる仕組みであり、賭場をしきる、やくざの親分みたいなものでしょう。
やくざの方がまだ、分をわきまえています。こちらの親分は、横文字を並べて、もっともらしい屁理屈を並べる分、始末が悪い。
テナントが、コンピュータ・システムに詳しくないのをいいことに、まことに、使いにくい、他にいくらでも、安価に、便利になる仕組みがあるにもかかわらず、それを提供することなど考えてもいないでしょう。いい加減な事を言って、丸め込むのが関の山です。

ほんの一握りの成功例を上げて宣伝する、テキ屋となんら変わらないでしょう。
みなさん、ネット販売を始めるなら、自ら仕組みを作り、それにて始めましょう。
決して、難しいことではありません。
入会と、退会の数字に大差ないのが現実で、それが、意味するところは、理解できないはずがないでしょう。
そんなところを儲けさすことはなく、ショバ代は、自らの仕組みを運営、維持することに使えば良いでしょう。

まったく、IT と名がつくところは胡散臭い。平然と、盗人の片棒を担ぐなど恥を知らない。
金の亡者としか言いようがありません。
お金は大切です。あって困ることはないでしょう。これについては論を待ちません。
企業とて、利潤の追求は最大の事業目的です。
しかし、そのための手段は選ぶべきです。儲ける目的も明確にすべきです。創業者、一部の社員だけが、その恩恵にあずかるのは不健全です。
手段を選ばない企業、輩が跋扈すると、今度は、社会が破壊されます。すでに手遅れ状態かもしれません。

まっとうにビジネスを行っていれば、馬鹿みたいに儲かるはずはありません。合法的であろうが、なかろが、必ず泣いている人がいます。
まっとうに、やっていこうと思えば、馬鹿みたいに安く売れるはずがありません。最後に、とばっちりを喰うのは、誰でしょう。
正直者が馬鹿を見るのは、昔も今も同様です。だからと言って、あきらめないで、それに竿をさすことも必要でしょう。

顧客満足度を追求し、それの価値判断により、対価を支払っていただくのが王道だと思います。
かつ、企業も法人という名のつく社会の一員なのですから、社会秩序に沿うのは当然です。
非合法ではないからといって、社会常識に沿っているとは言えません。
そもそも、法人とは、企業とは何なのか、何のために企業は利益を追求するのか。
企業のみが、創業者のみが、一部の関係者のみが栄えて、万骨枯れるということが良いことなのでしょうか。

日々の出来事を見ていると、価値観の変化などという種類のものではなく、少なくとも、日本は、確実に壊れていってます。
ほんの一部だろうと思いますが、信じがたい言動をとる方がいます。
業界に携わる人の共通の思いとして、うんざり、という思いがあります。ほんの、5,6年前では、考えられない出来事が、
あまりにも目につきます。

本当に、このままで、いいんでしょうかね?

【コンピュータシステム】
しばらく、なまけていました。
紺屋の白袴と言いますが、当社のコンピュータ・システムもお粗末なところがあって、
それなりの整備を図れば、効率化はもちろん、サービスの質の向上も実現できます。

そこで、まさに、不退転の覚悟で、システムの再構築を進めています。
WEB システムも、リニューアルし、『とにかく、使いやすい』システムにすることが、
最大の目標です。

すべては、社内開発です。もともと、得意分野ですので、望むところです。
コンピュータのプロショップと名乗っているのですから、自社開発は当然でしょう。

WEB システムは、JAVA SCRIPT/PHP4/MySQL/InterBase の組み合わせにて構成されています。
社内システムは、Delphi/Inter Base/MySQL の構成です。イントラネットとか言う風なものにはしません。

ユーザーインターフェースに限界があるからです。
最高の実用性は、分かり易い、使いやすいなどの、誰でもが簡単に、目的を達成できることです。
技術は、そのためにあるのですから。

流行の技術、最新の技術が、必ずしも、最適技術とは言えません。

中小企業のシステム環境は、まだまだです。
内容についても、問題を抱えています。身の丈ににあった、実用が最善です。

ネットワークのプロもいます。小さな企業である、当社だからこそ、
小さな企業の現実を理解できます。
お気軽に、ご相談ください。広告、ブランドにだまされないように。

有名どころのサービスなど、絶対に、内容と、価格はつりあいません。
TV で流されている、 IBM のコマーシャルなど、鼻で笑ってやることです。

【またも、万引き未遂】

今回は( 5/5 )、万引きと、言うんでしょうか?
店に入ってくるなり、いきなり、商品をひっつかんで逃走。
当店の警備員が追跡。犯人は、3人グループで、それぞれ別方向に逃走。

これって、明らかに、手慣れていますよね。
年齢は、14 - 15才ぐらい。

情けなくなります。
今、世の中で、様々な事が、かしましく、言われています。

多摩川での、バーベーキューをした後に、ゴミを放置していく様子が、
TV で放映されていました。カメラマンに殴りかかっている若い男もいました。
モザイクにしないで、そのまま、放映すれば良いのにと、暗澹とした気持ちになりました。

連休おなじみの、高速道路での路肩走り。
脳みそを、たたき割って、どうなっているのか、見たいと思ったこと、ありません。

仕組みの問題だけではなく、最も大きな問題が、ここに表れていると思います。
モラルの荒廃は、救いようがないですね。

かっこつけてる訳ではなく、やっぱり、最低限、守るべき事って、ありますよね。
自分一人の力だけで生きてると思ってんのかね。世間様の助けがないと生きていけないでしょ。

分かったような屁理屈こねて、ごちゃごちゃ反論する輩が多いですが、
もはや、どうにもなりませんね。

日教組、おまえ達の思い通りに、日本は、無茶苦茶になりました。
ご満足、いただいていますか?
ジェンダーフリー?狂っているとしか、思えません。

自分達が出したゴミは、持ち帰り、自分達で処分する。
こんな、当たり前のことが出来るように教える事の方が、先決では?


【秋葉原事情】

ラジオ放送の合間のコマーシャルで、秋葉原が出てきました。
鹿島建設のコマーシャルですが、駅周辺の再開発事業に関する内容で、IT 地区がどうのこうのという内容です。
ほんまかいな?というのが自然な疑問として出てきます。

秋葉原における万引き事情が深刻です。中古店が増えたから万引きが増えたのか。万引きが増えたから中古店が増えたのか。

当店でも、何人も万引きを捕まえ( 専門警備員がパトロールしています )、警察につきだしています。100% 常習犯か、確信犯です。
カバンから、中古店の領収書?( 売った時の書類 )が、ぞろぞろ出てきた万引き犯もいました。
中古店って買い取りで、何を、どうチェックしているの?それは、エクスキューズの意味でしかないのでは?

荒れていく秋葉原。もはや、家族で来る街ではないでしょ

レアーな感じと、荒れている感じとは違うでしょ。マニアックと胡散臭いとは違うでしょ。
渋谷のセンター街化してからでは遅いでしょ。もう、戦後の闇市の臭いを売り物にする時代でもないでしょ。
フライングはありでも、犯罪の片棒を担いじゃまずいでしょ。

そこに、ビックカメラ、ヨドバシ・カメラが進出してきます。
電機振興会も、戦々恐々としていないで、明るい街づくりで、集客を上げる道を目指したらどうですかね。
秋葉原の量販店だって、ビック、ヨドバシに負けないアイデアを出せば戦えますよ。幾らでも、あるじゃない。

【ネット・オークション】

犯罪の温床と化しているのは百も承知で、ネット・オークションを儲けのネタにしているのは、どの会社?
株価が幾らだって?笑っちゃいますよね。かっこつけてないで、覚醒剤でも売ってれば。
IT と書いて、胡散臭いと読めば、全てが、ほんと良く分かります。

そもそも、サイトにも、NTT 104 にも、代表の電話番号さえ掲載していない、掲載できない、
そんな会社って、怪しいに決まってますよね。