2010年07月01日
小島さんを批判する奴らへ
小島さんの主張が、コロコロと変わると批判する奴らがいる。しかし、本当にそうだろうか?
小島さんの主張は、1991年の「最強格闘技論」の頃から今日まで一貫している。
まず、K-1をはじめとした「格闘ショー」の興隆と衰退…アマチュア格闘技の衰退…実際にPRIDEは消滅し、K-1は客は入らず今や風前の灯だ。アマチュア格闘技は、極真会館の道場でも道場生の大半を占めるはずの一般部は殆どおらず、少年部や女子部、壮年部の生徒で成り立っているのが現状である。
以上の事から鑑みると、小島さんが以前から主張していた事は全て的中しているのである。
ただ、日本拳法と芦原会館についての見方は以前と変わっている。
しかし、これにもきちんとした根拠がある。
小島さんの主張は、1991年の「最強格闘技論」の頃から今日まで一貫している。
まず、K-1をはじめとした「格闘ショー」の興隆と衰退…アマチュア格闘技の衰退…実際にPRIDEは消滅し、K-1は客は入らず今や風前の灯だ。アマチュア格闘技は、極真会館の道場でも道場生の大半を占めるはずの一般部は殆どおらず、少年部や女子部、壮年部の生徒で成り立っているのが現状である。
以上の事から鑑みると、小島さんが以前から主張していた事は全て的中しているのである。
ただ、日本拳法と芦原会館についての見方は以前と変わっている。
しかし、これにもきちんとした根拠がある。
まず、日本拳法。私も長年日本拳法を学んでいたからよくわかるのだが、かつてと今とでは、同じ日本拳法でも全く違う。まるで別の格技といっていいだろう。
80年代から90年代の日本拳法の試合はポイント制とはいえ、余程強い打撃でなければポイントは取らず、K.O制と見紛う程だった。だからこそ、K.O制の「北斗旗大会」などに出場し、上位にいく選手を輩出したのである。
ところが今は、タイミングさえ合えば強い打撃でなくてもポイントを取ってしまう。さらに選手も突いた後、当たってもいないのにも関わらず、さもポイントを取ったように腕を突き上げアピールする輩も出てきた。
つまり、「点取りゲーム」に成り下がってしまったのである。
こうした点を小島さんから指摘された時、もちろん反発もあったが、事実でありまた私自身も薄々感じていた事なので、反論は出来なかった。
ただ、小島さんは「総合格技」を競技化した場合、ポイント制にするしかない事を主張しており、その点でいえば日本拳法はまさに理想的な「総合格技」である事は今でも認めている。
逆にいえば、日本拳法が原点に戻り「点取りゲーム」から脱却し、さらにいえば組織の統一、防具の改良等をすればまた小島さんの評価も、以前と同じようになるだろうと私は思っている。
芦原会館も同様である。以前から書いているように、二代目館長はサバキが出来ず、芦原会館の実戦型「組手の型」も細かな動きを省略してしまい、全く形骸化してしまった。今の芦原会館は合気道以下である。
小島さんは芦原先生が「組手の型」を苦労して考案している姿を真近でみている。それだけに、今の芦原会館の凋落は許せないだろうと思う。
芦原会館も二代目館長が心を入れ替え、サバキをきちんと学び直して本来の芦原会館に戻せば、小島さんの評価も変わるだろうと思う。
以上のように、小島さんの主張は以前から終始一貫している。ただ、評価する対象が以前と変わってしまえば、評価も変わってくるのは当たり前の事である。それは変心とは言わない。
小島さんを安易に批判する連中は、その点を見極めるべきだと思う。
一撃会P
80年代から90年代の日本拳法の試合はポイント制とはいえ、余程強い打撃でなければポイントは取らず、K.O制と見紛う程だった。だからこそ、K.O制の「北斗旗大会」などに出場し、上位にいく選手を輩出したのである。
ところが今は、タイミングさえ合えば強い打撃でなくてもポイントを取ってしまう。さらに選手も突いた後、当たってもいないのにも関わらず、さもポイントを取ったように腕を突き上げアピールする輩も出てきた。
つまり、「点取りゲーム」に成り下がってしまったのである。
こうした点を小島さんから指摘された時、もちろん反発もあったが、事実でありまた私自身も薄々感じていた事なので、反論は出来なかった。
ただ、小島さんは「総合格技」を競技化した場合、ポイント制にするしかない事を主張しており、その点でいえば日本拳法はまさに理想的な「総合格技」である事は今でも認めている。
逆にいえば、日本拳法が原点に戻り「点取りゲーム」から脱却し、さらにいえば組織の統一、防具の改良等をすればまた小島さんの評価も、以前と同じようになるだろうと私は思っている。
芦原会館も同様である。以前から書いているように、二代目館長はサバキが出来ず、芦原会館の実戦型「組手の型」も細かな動きを省略してしまい、全く形骸化してしまった。今の芦原会館は合気道以下である。
小島さんは芦原先生が「組手の型」を苦労して考案している姿を真近でみている。それだけに、今の芦原会館の凋落は許せないだろうと思う。
芦原会館も二代目館長が心を入れ替え、サバキをきちんと学び直して本来の芦原会館に戻せば、小島さんの評価も変わるだろうと思う。
以上のように、小島さんの主張は以前から終始一貫している。ただ、評価する対象が以前と変わってしまえば、評価も変わってくるのは当たり前の事である。それは変心とは言わない。
小島さんを安易に批判する連中は、その点を見極めるべきだと思う。
一撃会P