07/01 15:34 更新
糸島市の川で5月、ウナギの稚魚を密漁したとして、養殖会社の社長が書類送検されました。「男は夜遅く、自分で用意したライトと網を使って、ウナギの稚魚を捕まえていたということです」。警察によりますと、書類送検された社長は5月30日深夜、糸島市の川で禁止された時期にもかかわらず、ウナギの稚魚およそ100匹を密漁した疑いがもたれています。養殖会社では漁をする免許は持っていましたが、漁が禁止されている5月以降も続けていたということです。水産庁によりますと、今年のウナギの稚魚は全国的にも不漁で、値段が去年の2倍以上にはね上がっています。警察の調べに対し社長は「生活に困って密漁を数回やっていた。育てて高値で売るつもりだった」と容疑を認めているということです。