07/01 22:56 更新
白昼、大通り沿いの駐車場で起きました。福岡市で59歳の男がフィリピン人の妻(25)の背中を刺し車で逃走し、逃げ込んだ団地から飛び降り死亡しました。警察によりますと、1日昼過ぎ、福岡市中央区笹丘の駐車場で、男がアイスピックのようなものでフィリピン人の女性の背中を数回刺し、軽乗用車で逃走しました。警察の追跡を受けた男はおよそ30分後、6キロほど離れた西区の団地で車を乗り捨て、4階と5階の間の踊り場から飛び降り死亡しました。目撃者した人は「『待て』という大きな声が向こうから聞こえた」「(男が階段を)パーッと上がって、下に落ちるまでほんのわずかな時間」と当時の状況を話していました。警察のその後の調べで、男は糸島市の職業不詳、広永久光容疑者(59)とわかりました。広永容疑者と女性は夫婦で、2カ月前から別居していたということです。広永容疑者は逃走中、自転車に乗った男性をひき逃げしたうえ、検問で止めていた警察官のバイクにも接触する事故を起こしていました。警察は、広永容疑者と女性の間に何らかのトラブルがあったとみて、殺人未遂の疑いで調べています。