試合開始2時間前にもかかわらず大騒ぎのサポーター=難波・スポーツバーDijest(撮影・保田叔久)
「W杯・1回戦、パラグアイ-日本」(29日、プレトリア)
25日未明のW杯デンマーク戦後、50人以上のサポーターが川へ歓喜のダイブを繰り広げた大阪・難波の道頓堀では29日、さらなる“暴走”を警戒し、警察官や機動隊員およそ100人による厳戒態勢が敷かれた。
所轄の大阪府警南署は「前回もかなりの騒ぎになりましたから…。試合前の早い段階から、ある程度は人数を割いてチェックはします」と説明。前回は尻を出した半裸状態で飛び込んだ男性もおり、警戒を強めていた。
大阪を代表する繁華街の難波には、この日も試合開始の4時間以上前からサポーターであふれた。道頓堀に展示されている「くいだおれ次郎」人形は、この日も日本代表のユニホームを着て鎮座。また、スポーツバー「DiJest(ダイジェスト)」では、およそ1200人が大集結。現地で話題の民族楽器「ブブゼラ」を吹き鳴らすなど、現地にも劣らない盛り上がりを見せた。