生態系保護

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森林伐採などの急激な環境変化や外来種問題など、生態系の急速な変化や破壊が起きている。[関連情報]

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都内のゲンゴロウ絶滅 ニホンヤモリも危惧種に

 水生昆虫ゲンゴロウ(ナミゲンゴロウ)が東京都内から絶滅したことが30日、都がまとめた「東京都レッドリスト」で分かった。(産経新聞)
[記事全文]

ゲンゴロウは絶滅と判定 東京都のレッドリスト - 47NEWS(6月30日)

◇東京都レッドリストについて
東京都の保護上重要な野生生物種(本土部)〜東京都レッドリスト〜 2010 年版(PDFファイル) - 62ページから「昆虫類」。東京都環境局(6月30日)

◇ゲンゴロウの生態など
ナミゲンゴロウ - 京都府庁
ゲンゴロウ - 虫ナビ
ゲンゴロウ - 動画も。Yahoo!きっず図鑑

◇野生の菊・アズマギクも絶滅
アズマギク - 会津若松市役所
アズマギク - 植物図鑑・撮れたてドットコム

◇関連トピックス
野生生物保護 - Yahoo!トピックス

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

生態系とは

生物と、生物を取り巻くそれ以外の環境が相互に関係しあって、生命(エネルギー)の循環をつくりだしているシステム(生態系 Ecosystem − 環境goo)。

生態系の危機

環境破壊による生態系への影響

ハイブリット化する沖縄のハブ
沖縄在来のハブと、台湾ハブや八重山諸島から沖縄本島に渡ったサキシマハブが混血した結果、自然界では起こり得ない新種のハブが誕生している。沖縄は海で分断された島それぞれに特有の自然体系が出来上がり、絶妙な弱肉強食のなかで亜熱帯固有の自然が発展している。(All About「ハイブリット化するハブにご用心」(2009年2月13日))。

絶滅の危機に瀕した種について

IUCN(国際自然保護連合)が作成している、「レッドリスト(世界の絶滅の恐れのある種のリスト)」の2008年のデータには、1万6,928種が絶滅のおそれが高い野生生物として掲載されている。この中には、全哺乳類の約25%、鳥類の約12%が含まれている。

国際生物多様性年

2010年は、生物多様性の損失を抑制するために、国連によって「国際生物多様性年」と定められ、一年を通して世界各地でイベントやキャンペーンが開催される。担当機関は生物多様性条約事務局。
生物多様性条約第10回締結国会議(COP10)
2010年10月に名古屋市で開かれ、約190カ国から約7千人が参加予定。02年に採択された「多様性の損失速度を10年までに顕著に減少させる」という目標の達成状況の検証と10年以降の取り組み、遺伝資源の取得と利益配分(ABS)のルール作りがおもな議題。(kotobank

過去のデータ

生態系保護に関連する国内の法制度

鳥獣保護法

正式名称は「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」。野鳥や野生動物の保護を目的にしている法律。野鳥や野生動物の捕獲に関してだけではなく、鳥獣保護区についてや捕獲した野鳥や野生動物の飼育・譲渡に関しても定めている。

種の保存法

正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」。特定種の保存について定めた法律で、以下の3種類の「希少な動植物」を保護することを目的としている。

1. 国内希少野生動植物種・・・国内に分布する絶滅の恐れのある動植物。両生爬虫類では「キクザトサワヘビ」、「アベサンショウウオ」2種が含まれる
2. 国際希少野生動植物種・・・国際的に協力して種の保存を図ることとされている絶滅のおそれのある動植物種。多くの両生爬虫類が含まれている。日本にも分布するものとして「オオサンショウオ」、「ウミガメ科」および「オサガメ」がある
3. 特定国内希少野生動植物種・・・商業的に繁殖をさせることができ、国際的に協力して種の保存を図ることとされているものでなはい動植物。現在は植物のみしか対象になっていない

外来生物法

正式名称は「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」。特定の外来生物の飼養・栽培・保管運搬・輸入その他を規制し、従来の生態系に対する被害を防止するための法律。

生物多様性基本法

「豊かな生物の多様性を保全し、その恵沢を将来にわたって享受できる自然と共生する社会の実現を図り、あわせて地球環境の保全に寄与することを目的」(1条)とする法律。この法律でいう生物の多様性とは、「様々な生態系が存在すること並びに生物の種間及び種内に様々な差異が存在すること」(2条)である。
国・地方公共団体の責務・施策等が規定され、生物の多様性に影響を及ぼすおそれのある事業を行う事業者等の計画立案段階での環境影響評価(環境アセスメント)実施推進規定なども設けられている。

保護活動

日本野鳥の会では恒久的にタンチョウやシマフクロウなどの野鳥のための野鳥保護区の拡大や、鳥の生息環境の調査を行っている。

Biotop(びおとーぷ:独語)、または、Biotope(ばいおとーぷ:英語)

ドイツ連邦自然保護局ではビオトープを「有機的に結びついた生物群。すなわち生物社会(一定の組み合わせの種によって構成される生物群集)の生息空間」と位置づけている。別の表現をするならば「周辺地域から明確に区分できる性質を持った生息環境の地理的最小単位」であり、生態系とはこの点で区別される。つまり、ビオトープ(環境)とその中で生息する生物群集(中身)によって、生態系は構成されていると言うこともできる。日本においても自治体が行う事業に「ビオトープ」という語を用いる場合にはこういった発想が一般に援用されている。

Wikipedia『Biotop』より(H21.09.01)

 このBiotopeに基づく概念から、生態系を生物群集単位で維持しつつ、『循環型の自然的生態系』を維持する保護活動も、大学などの機関にて研究をされ、近年における工場などでも、環境規制に伴う『ISO1400』などへの取り組みから、積極的にBiotope型の環境保護が行われている。

調査報告・コラム

生態系を学ぶ

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