浪速のくしカツ店店員「売り上げよりも勝利」

道頓堀に飛び込むサポーター Photo By スポニチ

　ベスト８進出を懸けたパラグアイとの対戦に大阪も沸いた。決勝トーナメント進出を決めた日に５０人以上の若者が飛び込んだミナミの道頓堀川周辺では、警察官が警戒に当たった。ミナミには午後８時すぎに青いユニホーム姿のファンが集まり始め、スポーツバーでは「ニッポン」コールの大合唱。大阪府箕面市の会社員村上亜希さん（２４）は「同世代の本田圭佑選手を応援している。彼なら歴史を変えてくれるはず」と期待した。一方、大阪市浪速区の通天閣前の飲食店通りは閑散。くしカツ店の店員は「今日は売り上げよりも勝利」と笑顔だった。

[ 2010年06月30日 ]