ここから本文です
[PR]

平均2223万円、2年連続減=09年国会議員所得公開

6月30日10時10分配信 時事通信

 衆参両院は30日午前、国会議員の2009年1年間の所得報告書を公開した。1人当たりの平均額は前年を259万円下回る2223万円で、2年連続の減少となった。改正国会議員歳費法の成立で、夏の期末手当(ボーナス)が約61万円カットされたことも影響したとみられる。主要9政党の平均では、昨年8月に結党したみんなの党が2872万円でトップだった。
 前年1位の民主党は、2152万円(前年比482万円減)で7位。前年は不動産売却で所得が大幅に増加した議員が全体を底上げしたが、09年は土地や株式の売却益などで大幅に収入を増やした議員が少なかったことから、全体の所得は減少した。
 所得公開は国会議員資産公開法に基づき、毎年実施される。対象は前年1年間を通じて国会議員だった衆院265人、参院238人の計503人で、昨年8月の衆院選で初当選した議員などは含まれない。平均所得は衆院が2288万円(同302万円減)、参院は2150万円(同121万円減)だった。
 9党の比較では、2位は自民党の2330万円(前年比156万円減)で、3位は4月に旗揚げした新党改革の2247万円。以下、国民新党2211万円(同228万円減)、社民党2204万円(同77万円減)などの順だった。
 個人別では、株売却などで合計1億6377万円の所得を得た井上信治衆院議員(自民)がトップで、1億円を超えたのは井上氏だけ。2位は土地や建物の賃料などの所得があった松本龍衆院議員(民主)の8616万円、3位は長谷川大紋参院議員(無所属)の7997万円だった。 

【関連ニュース】
〔グラフィック〕国会議員の平均所得の政党別比較・2009年
〔グラフィック〕各党党首の所得比較・2009年
「分裂選挙」にかかる小沢氏の「9月復権」
【特集】参議院選挙立候補者情報
枝野氏「小沢氏は大衆迎合」=公約修正で新旧幹事長が対立

最終更新:6月30日11時57分

時事通信

 

この話題に関するブログ 5件

関連トピックス

主なニュースサイトで 所得・資産公開 の記事を読む

注目の情報
夏こそお得に旅しよう! みんなの夏旅、お得にかなえます

夏はイベントが盛りだくさんなので、旅行はできるだけお得に実現したい。格安ツアーや子ども料金割り引きツアーを利用すればその希望は簡単実現! 急いで夏旅情報をチェックしよう!
早目の予約が絶対おすすめ→
PR
ブログパーツ

国内トピックス

注目の情報


nikkei BPnet for Yahoo!ニュース

nikkei BPnetnikkei BPnetの注目コラムをYahoo!ニュースの読者のために厳選しました。
最新のコラムを読む

PR

注目の商品・サービス

PR