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首都大:学生2人退学 「ドブスを守る会」で動画無断投稿

 首都大学東京(本部・東京都八王子市)は24日、「ドブスを守る会」と称して街頭で撮影した女性の画像を動画サイトに投稿したとして、システムデザイン学部4年の22歳と23歳の男子学生2人を退学処分にしたと発表した。また編集を手伝った同大学院システムデザイン研究科の男性(22)を停学1カ月にした。

 大学によると2人は5月21、28日、6月12日の3日間、渋谷、新宿、立川駅周辺で少なくとも6人に「ドブス写真集を作っている」「かわいい人が増えている中で、ドブスがどんどん減っている」などと声をかけてつきまとい、撮影した。

 これを編集して6月14日、無断で動画サイトに投稿した。友人の忠告で同日中に一度削除したが「別の友人が見たいと言った」と翌日再び投稿。ネット上で批判が相次ぎ16日に削除したが、その後もネット上にコピーが残っているという。

 大学に抗議電話があり、教員らが17日に学生2人から事情聴取。2人は「不道徳なものから生じるおかしみを追求することで、何らかの表現ができると思った」と話したという。大学や都への抗議の電話やメールが350件超あった。原島文雄学長は「多くの皆さまに多大なるご迷惑をおかけし、おわびする」とのコメントを出した。【田村彰子】

毎日新聞 2010年6月24日 20時07分(最終更新 6月24日 20時52分)

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