こんにゃくゼリー メーカー側に改善要請へ
6月30日15時43分配信 日本テレビ
窒息事故が多発しているため、対策が検討されているこんにゃく入りゼリーについて、消費者庁は30日、法規制は行わず、7月末に安全基準を作成してメーカー側に自主的な改善を要請する方針を明らかにした。こんにゃく入りゼリーと窒息の因果関係について検証実験を行ってきた消費者庁は30日、「窒息事故はこんにゃく入りゼリーの特性そのものに原因がある部分がみられる」とする中間報告を行った。
これを受け、消費者庁・泉政務官は、時間がかかる法規制は行わず、実験結果を基に、大きさや弾力性などの数値を入れた具体的な安全基準を作成した上で、来月末をメドにメーカー側に自主的な改善を求める方針を明らかにした。具体的には大きさを小さくするよう要請するとみられ、メーカー側がこれを受け入れれば、ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーは販売されなくなることになる。
【関連記事】
・ 日本振興銀行 金融庁に業務改善計画を提出
・ マナー改善へ 上海万博主催者が異例の要請
・ 既存ライター回収方法、検討へ〜消費者相
・ フロアマット固定しなければ危険〜消費者庁
・ こんにゃく入りゼリー 安全対策で初会合
最終更新:6月30日15時43分
|