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生活保護:中国籍48人申請 「親族介護」と次々入国--大阪

 大阪市西区に住む姉妹の親族と称する中国籍の男女48人が今年5~6月、次々に入国して全員が大阪市に生活保護を申請していたことが分かった。48人は姉妹の介護のため入国したとしているが、入国直後に生活保護を申請するなど不自然な点が多く、市は実態調査に乗り出す方針。

 市によると、姉妹は78歳と76歳の中国残留孤児。08年7月に中国・福建省から来日し、同11月に日本国籍を取得、生活保護を受給している。姉妹の親族とされる48人は5月2日~6月11日に入国し、直後に、「就労先や収入がない」として生活保護を申請した。48人のうち32人が現在生活保護を受けている。残りは審査中。市内5区に17世帯に分かれて住んでいる。

 在留資格を得た外国人は、生活保護を受けられるよう厚生労働省が通達している。一方、48人は在留資格を得てから平均8日後に市の保護申請窓口を訪れており、特定の不動産会社関係者が付き添うなど不自然な点があるという。市は不正請求と認められれば保護を打ち切る方針。【平川哲也】

毎日新聞 2010年6月30日 東京朝刊

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