岡田監督が退任の意向表明 パラグアイ戦後の会見
PK戦でパラグアイに敗れ、中沢(手前)と抱き合う岡田監督=プレトリア(共同)
「W杯・1回戦、パラグアイ0(5PK3)0日本」(29日、プレトリア)
【プレトリア共同】サッカー日本代表の岡田武史監督(53)は29日のパラグアイ戦後の記者会見で「おそらく、もうやることはないと思う」と話し、今大会限りで代表監督を退く意向を表明した。
岡田監督は脳梗塞(こうそく)で倒れたイビチャ・オシム前監督を引き継ぎ、2007年12月に2度目の代表監督に就任。4大会連続4度目のW杯出場となった今大会は、国外開催で初の16強入りに導いた。
岡田監督は1998年10月のW杯アジア最終予選の最中に代表コーチから監督に昇格。日本を初の本大会出場に導き、98年W杯フランス大会後に辞任した。その後はJリーグの札幌などの指揮を執り、横浜Mではリーグ連覇を達成した。
(2010年6月30日)
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