3Dスクリーン(上段映像)を生かすためボールを客席に向かって投げたパンクブーブー・佐藤(手前、奥は黒瀬)=東京・葛飾区
お笑いフェスタ「LIVE STAND2010」(7月17〜19日、幕張メッセ)で、世界初の3Dお笑いステージが登場することが28日、分かった。収容3000人の「AGE‐MON STAGE」に300インチの巨大スクリーンを設置。ステージ上で繰り広げられる芸人の生ネタを、同時に頭上のスクリーンに映し出し、来場者は配布された3Dメガネを着用して観覧するという試み。
この日、都内で極秘テストが行われ、昨年のM‐1王者・パンクブーブーが実際に体験。持ちネタで最も動きがあるコントを披露し、冒頭ではボールを客席に投げる“3D演出”を試した。佐藤哲夫(34)は「普通に漫才やっても“キモ〜い”の声が上がるけど、3Dでは完全なる悲鳴に変わるかも」と“飛び出す映像”の反応を恐れた。3日間で、キュートンなど約100組が“3Dお笑い”に挑戦する。