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2010年6月30日 (水)

涙雨の東京

 サッカーW杯決勝トーナメント1回戦、パラグアイ戦を東京・千駄ヶ谷の「SAMURAI BLUE CAFE」で観戦して来ました。

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 日韓W杯を最後にサッカー担当を離れて8年。もう現在の代表で直接取材したことのある選手はGK川口、DF中沢、MF中村俊ぐらいしかいなくなりました。

 ふだんそれほどサッカーを観ているわけでもないし、取材したことのない選手にはなかなか感情移入ができないのが正直なところなのですが、パラグアイ戦までの4試合は、充分心に響くものがあったと思います。

 私はどうしてもPK戦は好きになれないので、再延長してでも納得のいく勝敗をつけて欲しかったですね。やはり悔いは残ったのでしょう。涙する選手たちをみて私にもグッとくるものがありました。

 わずかながらサッカー担当をしたことのある者として「胸を張れよ」と激励してやりたくなりました。

 個人的には盛りに盛った雰囲気の中でのハメを外した応援をする輩がどうしても苦手なので、サポーターが集まるところに出向くのは、気が進まなかったのですが、こちらに集まった約90人のサポーターの方々は非常に節度のある、いい応援をされていたと思います。敗戦後の涙の沈黙は切なかったですが。

 午前2時すぎ。カフェの外へ出たら、東京には涙雨が降り注いでいました。

 皆さんそれぞれいろんなところで応援されていたのでしょう。帰りのタクシーはなかなか捕まりませんでした。

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甲斐毅彦

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