2010年 6月 29日
O−157などに注意
Oー157などによる腸管出血性大腸菌感染症の患者が増えていることから岡山県は29日、注意報を発令しました。これは今月に入っての患者数が11人になり、発令基準の月当たり10人を超えたため発令したものです。腸管出血性大腸菌感染症はOー157が主な原因で、下痢や腹痛などの症状が出ます。県内では今年に入って21人が感染してますがいずれも軽症となっています。これから夏場にかけて気温が上昇し菌が繁殖しやすくなるため県では肉や魚などはよく加熱して食べること、また、調理器具の洗浄・消毒、手洗いをきちんとするなど感染防止に努めるよう呼びかけています。

岡山・香川5月の有効求人倍率は
岡山・香川の5月の有効求人倍率がまとまりました。香川ではわずかに改善しましたが依然として厳しい状況が続いています。岡山県の5月の有効求人倍率は0.64倍で前の月と同じです。製造業などを始め、新規求人数は2ヵ月連続で増加しましたが求職者の数も6ヶ月ぶりに増加に転じました。岡山労働局では県内の雇用情勢について持ち直しの動きが見られるものの依然として厳しい状況と見ています。一方、香川県の5月の有効求人倍率は0.68倍で前の月を0.03ポイント上回りました。新規求人数は2カ月ぶりに増加し全体では前の年の同じ月と比べ1.5%増加しました。しかし香川労働局では正社員の雇用調整や雇い止めが続いていて依然厳しい状況にあるとみています。

四国電力 株主総会
企業の株主総会の開催がピークとなった29日岡山・香川でも多くの上場企業で株主総会が開かれました。このうち高松市の四国電力でも株主総会が開かれ、個人株主や代理人など約180人が総会会場となっている本社を訪れました。総会では2009年度の連結決算について営業収益が前年比14.1%減の5453億円、経常利益が23.1%減の357億円と景気低迷の影響で減収減益となったことが報告されました。株主からは愛媛県の伊方原発の点検状況などについて質問が出されましたが、監査役の選任など3議案が原案通り承認され、1時間20分足らずで総会は終了しました。