Click here to see in English.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
愛の新世界
 
イメージを拡大
 

愛の新世界 (単行本)

シャルル フーリエ (著), Charles Fourier (原著), 福島 知己 (翻訳)
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。


中古品1点¥ 697,243より


この商品を買った人はこんな商品も買っています


商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

そのあまりの尖鋭さ故に長らく封印されていた幻の奇書ついに全貌を現わす。稀代の幻視者フーリエが描く恋愛のユートピア。

内容(「MARC」データベースより)

稀代の幻視者フーリエが描く恋愛のユートピア。食の問題と恋愛の問題を主題にした未完草稿を翻訳。そのあまりの尖鋭さ故に長らく封印されていた幻の奇書がついに全貌を現す。

登録情報


この商品を見た後に買っているのは?

四運動の理論〈上〉 (古典文庫)
43%のカスタマーが
四運動の理論〈上〉 (古典文庫)を購入しています
¥ 2,940
四運動の理論〈下〉 (古典文庫)
34%のカスタマーが
四運動の理論〈下〉 (古典文庫)を購入しています
¥ 2,940
空想より科学へ―社会主義の発展 (岩波文庫 白 128-7)
19%のカスタマーが
空想より科学へ―社会主義の発展 (岩波文庫 白 128-7)を購入しています 5つ星のうち 4.8 (5)
¥ 525
科学から空想へ
4%のカスタマーが
科学から空想へを購入しています
¥ 4,410

類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 

 

 

カスタマーレビュー

2レビュー
星5つ:
 (2)
星4つ:    (0)
星3つ:    (0)
星2つ:    (0)
星1つ:    (0)
 
 
 
 
 
おすすめ度
5つ星のうち 5.0 (2件のカスタマーレビュー)
 
 
 
 
あなたの意見や感想を教えてください:
最も参考になったカスタマーレビュー

 
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 本当の奇書・稀書, 2007/2/7
レビュー対象商品: 愛の新世界 (単行本)
福島知己さんご苦労様な翻訳。クノーやヴィアンやジャリやシュルレアリスム関連の本によく出てくるんだけど、翻訳がない、といった状態が続いたが一安心。でもすぐ無くなるぞ。800人しか買えません。
フーリエの本気に感動します。さあアナタもフーリエに投票を!
レビューを評価してください  
このレビューは参考になりましたか?
| ブックマーク


 
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 共愛、あるいは愛の共産革命, 2009/3/29
レビュー対象商品: 愛の新世界 (単行本)
全くもって僕の個人的な意見ですが、この書によって示されたのは「愛の分有=性愛領域における共産主義思想」の可能性です。

私有財産の否定が経済領域における共産主義であるとすれば、私有愛の否定が性愛領域におけるフーリエの思想、いうなれば「共愛主義」です。

前近代的な一夫多妻制を「男による女性の(愛の)独占所有」とみなすなら、近代の一夫一妻制は「両性による(愛の)相互独占所有」であるといえるでしょう。
ならばその先に、「両性による愛の分有」という形式があり得るのではないでしょうか?
多夫多妻制つまり「多婚」、もしくはその究極形態としての「全婚」です。

「愛すること=近親者以外から誰か特定の人間を一人だけ選ぶこと」というのは、おそらく一夫一妻制における愛の公理にすぎません。
(人間という種において、性愛行動が生物学的な根拠を持った固有の行動パタンなのか、それとも社会学的・人類学的に構築された文化制度に過ぎないのか、というのは非常に厄介な問題です。しかし私は、人間という種は「環境を自ら変化させることによって、自分の生物学的特性に働きかけることができる」と考えています。つまり、「人間は自分の本能すらも工学的に変化させ、制度化できる」のだと思います)
これとは異なる公理に基づくのが、フーリエによって素描された「愛の新世界」なのです。
そこ(それをフーリエは「調和世界」と呼びました)では「ある一人の人間がAを愛し、かつBを愛する」ということは何ら矛盾をきたしません。自身の資質に合わせて、一人、二人、三人、四人…と複数の相手を愛してかまわないのです(これをフーリエは「二情念男」とか、「三情念女」などと用語しています。人によって、何人の人間を愛するかという特性に差があると考えたのです。)

調和世界では、共同体の成員全員を愛するような「英雄」さえ登場します。
しかも、そこは「最も多くの人々を愛する資質のある人間がその共同体のリーダーになる」という政治制度が採用された世界です。
それゆえ恋愛はそのまま政治となり、ときには(この現実の政治と同じように)戦争にさえ発展します。
実に平和で奇妙な世界を、フーリエは描き出しました。
ちなみに、フーリエは調和世界の二大重要事項を「恋愛」と「美食」としています(笑)。
美味いものを食べて好きなだけ人を愛す、そんな世界をユートピアとして描いたのです。

ハッキリ言って、彼の主張は「眉唾もの」でしょう。フーリエの個人的妄想に近いような印象さえ受けます。
でも、ここにはマルクス以上の衝撃が潜在しているように思えてなりません。

さあ、あなたも21世紀型共産主義革命を実行してみませんか?
まずはあなたの心の赴くままに、人を愛してください。基本方針は「あの人かこの人か」ではなく、「あの人もこの人も」です。
とはいえ、それで彼氏や彼女、夫や妻とモメても責任は負えませんので悪しからず(笑)




レビューを評価してください  
このレビューは参考になりましたか?
| ブックマーク

あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
 
 
 
この商品のカスタマーレビューだけを検索する



クチコミ

商品やカテゴリー、トピックについて他のカスタマーと語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
  内容・タイトル 返答 最新の投稿
  まだクチコミはありません

語りたいこと、聞きたいことはありませんか? 意見や質問を書いて情報交換しましょう。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
  [キャンセル]

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   


リストマニア


関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す


フィードバック



チェックした商品の履歴

 (詳細はこちら)