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琴光喜も「解雇以上」 時津風親方は「降格以上」

 大関・琴光喜は、大嶽親方とともに角界からの追放を意味する解雇以上の処分と認定された。前日は発表しなかったものの、特別調査委員会は除名または解雇に相当すると認定。この日の理事会で解雇以上の懲戒処分を勧告した。理由として伊藤座長は4点を挙げた。

 まず、大関という「立場」の問題、次に07年から手を染めていたという「常習性」、琴光喜に対する恐喝容疑で逮捕者が出るなど「刑事事件に発展」した点、最後に当初は理事会に「何もしていない」と話した「うそ」が重く見られた。

 一方、時津風親方は、降格以上の認定だった。同親方の階級は「主任」だが、降格ならば1つ下の「平年寄」になり、月給が6万7000円下がる。親方で野球賭博に関与したのは大嶽、時津風の両親方だけだが、2人の処分には差がついた。ただ、部屋が閉鎖に追い込まれる可能性はあるという。

 時津風親方は琴光喜に相談されて賭け金の回収に関与したり、当初は賭博をしていないとうその供述をするなど、大嶽親方、琴光喜と同様の事実が明らかになっている。だが、特別調査委員会は賭博は現役時代で、親方になってからはしていない点を考慮した。

 ≪「岡崎の英雄が…」地元ぼう然≫琴光喜が解雇以上の懲戒処分と認定されたことを受け、愛知県岡崎市内で会見した琴光喜岡崎後援会の岡田庸男会長(78)は「言葉にならない。ぼう然とするよりない。岡崎からせっかく英雄が生まれたのに…」と苦しげな表情を浮かべた。中学時代に相撲部監督として琴光喜を指導した小嶋博美さん(69)は「(将来は)指導者としても期待していた。残念で仕方がない。家庭もあり、今後が心配」と案じた。

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