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文科省、名古屋開催を了承 理事長代行の人選前倒しも

 川端達夫文部科学相は29日の記者会見で、日本相撲協会が野球賭博に関与した力士らに対する特別調査委員会の処分勧告受け入れと、名古屋場所開催(7月11日初日・愛知県体育館)を決めたことを受け「(勧告は)大変厳しい中身。真摯に受け止め、新たな体制で名古屋場所に取り組んでほしい」と述べ、場所実施を了承した。

 相撲協会の出羽海理事(元関脇鷲羽山)や特別調査委員会の伊藤滋座長(早稲田大特命教授)は同日、文科省を訪れ、鈴木寛副大臣に処分方針と名古屋場所開催を決めたことを報告。出羽海理事は「世間をお騒がせして心よりおわび申し上げる」と陳謝した。

 文科省から信頼回復に向けた速やかな対応を求められた相撲協会は、特別調査委が9月までの設置を要請した外部の改革委員会を、前倒ししてつくることを了承した。

 また、特別調査委の伊藤座長は、名古屋場所を謹慎する武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)の代役となる理事長代行の人選について、7月2日の特別調査委で決める予定を前倒しする意向を示した。相撲協会の村山弘義外部理事(元東京高検検事長)が理事長代行の有力候補に挙がっている。

 特別調査委は、26人の力士、親方らが受ける謹慎の内容について、該当者が名古屋の部屋宿舎に滞在することを許す方針を決めた。伊藤座長は当初、名古屋入りを許可しないとしたが、弟子のけいこ指導などに支障を来す懸念があった。

 特別調査委は27日、大関琴光喜関と大嶽親方の解雇以上の懲戒処分や、謹慎などを勧告。処分を条件に、名古屋場所の開催を可能とし、協会は28日の臨時理事会で勧告受け入れを決めた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年06月29日 18:50 ]

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