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茨城−上海、就航決定 春秋航空 今後の利用促進、課題

2010.6.8 02:58

 茨城県空港対策課は6日、中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空(上海市)が7月末から茨城空港に就航すると発表した。同日、同社の王正華・董事長と、橋本昌知事が上海市内で合同記者会見を行い、正式発表した。当面は期間を区切って運航する「プログラムチャーター便」だが、利用状況が好調であれば定期便に“昇格”する可能性が高く、今後の利用促進が課題となる。(前田明彦)

 同社は7月末から9月末まで、茨城−上海(上海浦東国際空港)の路線を、週3便程度運航する。使用する機体はエアバスA320型機(180席)。

 2カ月間の利用状況などをみて、その後、定期便を運航するかどうかを正式に決める。現在、国交省や防衛省との協議中のため、運航する曜日や時間帯については未定という。

 橋本知事は会見で「経済発展の著しい中国の旅客需要は今後も一層の伸びが予想される」としたうえで、「茨城−上海路線を大いに発展させていきたい」と意気込んだ。

 また、王董事長は就航の理由について、「橋本知事は誘致に熱意があり、LCCへの理解が深いことから乗り入れを決定した」と説明。「条件が整えば1〜2割のチケットを超格安価格で売り出したい」と話した。

 春秋航空は2004年5月設立。A320型機を17機保有し、上海空港を拠点に中国国内の約40路線で運航している。昨年7月に国際線の運航免許を取得したが、現時点で国際線は運航しておらず、同社にとっては茨城空港が初めての国際線の就航先となる。

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