134aガスとCO2 期間限定掲載
こちらのブログに、「134aで動かないWEはクソだ! CO2で動かすような違法なガスガンを紹介するな!」との投稿がありました。
いや、134aで動かしてるんですけど・・・よくブログ見てね。
WE製品でCO2マガジンを使っても、しっかり管理すれば1J規制内に設定できます。
反面、134a仕様の国産ガス銃でも、ちょっと改造すれば1Jはすぐに越えてしまいます。
当方では、CO2を推奨しませんが否定もしません。
どちらかと言うと134aに否定的です。
日本では間違った見解をされていらっしゃる方が多いようですので、ここで説明させて頂きます。
134aガスは国内では当然のごとく日常的にも使用されております。
オゾン層破壊や環境保全のためであり、ガス圧が低いことから遊戯銃にも適正とみなされています。
ただし、海外で「134a」というと、「はぁ?」との回答が返ってきます。
なぜなら、欧州を中心とし、134aガスの完全追放が実施されているからです。
134aガスはオゾン層を破壊しないかわりに、温暖化係数が非常に高いことをご存知でしょうか。
日本も賛同し、134aを撤廃するためCO2冷媒の開発を行っていることをご存じないかもしれません。
すでに海外の一部ではエアコンや冷蔵庫に至るまで、冷媒のCO2化が進んでおります。
CO2ガスの方が直接的間接的にも温暖化係数が低いからです。
ただ、CO2ガスは樹脂やゴムに対する浸透率が高いため、素材等の開発で日本は遅れています。
海外では、「日本は温暖化対策で海外をリードする立場でいながら、134aガスを当然のごとく使っている」と馬鹿にされております。
当方も海外の友人と話す時は、134aではなく、低圧ガスと称して会話をすすめます。
恥ずかしいからです。
「134a完全対応」などと、口が裂けても言えません。
YouTubuに、日本のユーザー向けに134a仕様での動画を載せておりますが、海外の友人からは「あまり134aを大々的に宣伝するものではないよ」と忠告を受けております。
だからと言ってCO2ガスを推奨するものでもありません。
しかし、否定もしません。
CO2以外に使用できるガスソースがなくなる可能性もあるからです。
今後、134aの使用は日本でもタブーとされることは分かりきっておりますし、選択肢の一つとして残しておくべきだと考えています。
環境問題を考えれば、使用できるガスソースはだんだんと限られてきます。
モラルやマナーを守って遊んで頂けるように願っております。
なお、標準冷媒としてプロパンも上がっていたようですが、引火性の問題からエアガンには絶対無理ですね・・・
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