水上バスといえば外国人にも人気の東京観光だが、この時季は期間限定で1日1便運航の“裏コース”に注目だ。
通常は毎日(運休日除く)運航の「両国〜お台場海浜公園」が基本コース(片道約60分、1000円)。対して、4〜10月の土日祝に限り運航する特別便はひと味違う。
土曜日の特定日に運航する「江戸東京ぶらり旅」(2700円/7月は3日・17日)と、日祝の特定日に運航する「いちにちゆらり旅」(3000円/7月は4日・18日)は、平日は通らない荒川をさかのぼり、隅田水門(「江戸東京――」)や岩淵水門(「いちにち――」)をくぐって隅田川の両国まで、半日〜1日かけて戻るロングコース。
「お弁当やお酒の持ち込みもOK。地方の観光客より、東京近郊の方が利用されているようです」(広報担当者)
缶ビール片手に船上の隅田川めぐりは癒やし効果満点。普段お目にかかれない風景が次々通り過ぎ、桜橋付近からは話題のスカイツリーもよく見える。夫婦でどうぞ。
(問)「東京水辺ライン」((電話)03・5608・8869)
※料金は両国発着
(日刊ゲンダイ2010年6月26日掲載)