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理事長代行に村山氏内定 「謹慎」名古屋滞在許す

 大相撲の賭博問題を調べる特別調査委員会は29日、名古屋場所を謹慎する日本相撲協会の武蔵川理事長の代役となる理事長代行に、相撲協会の村山弘義外部理事(73)=元東京高検検事長=を推薦することを決めた。7月4日の理事会で正式決定する。代行の期間は4日から名古屋場所千秋楽の25日まで。

 また、26人の力士、親方らが受ける名古屋場所の謹慎処分の内容について、特別調査委は、該当者が名古屋の部屋宿舎に滞在することを許す方針を決めた。

 相撲協会広報部によると、不祥事での理事長代行設置は史上初。力士出身者以外としては、広瀬正徳陸軍中将が1928年から約10年間、初代の理事長を務めた例がある。

 特別調査委は当初、7月2日の会合で理事長代行を決める予定だったが、29日に文部科学省を訪れた伊藤滋座長(早稲田大特命教授)が鈴木寛副大臣から速やかな選任を要請され前倒し。「国民の目線で事態の解決にあたることができ、反社会的勢力に対応するためにふさわしい理事」との基準で人選を早めた。

 力士らが受ける謹慎処分について、伊藤座長は当初、名古屋入りを許可しない見解を示していたが、弟子のけいこ指導などに支障を来す懸念が指摘されて白紙に戻し、前例に準じて変更した。外出は基本的に、部屋宿舎とけいこ場の往復や、通院などのやむを得ない場合だけに限定するとした。 (共同)

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