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MovableType 4 インストール はじめに
お客様側で、MovableTypeパッケージを用意していただく必要があります。
個人ライセンス版を例に、MYSQLを使用する場合のインストール方法をご紹介します。
ライセンス | 限定個人ライセンス |
---|---|
バージョン | 4.261-ja |
サーバーID | sample |
ドメイン名 | xserver-sample.com |
インストールディレクトリ | ./xserver-sample.com/public_html/mt |
インストールURL | http://xserver-sample.com/mt/ |
データベース | MySQL4/MySQL5のどちらでも可能 (MySQL5の場合は要所ごとに注記あり) |
アーカイブ形式 | ZIP形式 |
FTPソフト | FFFTP |
PHPのバージョン | PHP4/PHP5のどちらでも可能 |
MovableType導入までの流れ
MovableTypeのダウンロード
MovableType 公式サイト
公式サイトから 案内に従ってMovableTypeファイルをダウンロードしてください。ダウンロード完了後、圧縮ファイルを解凍してください。
解凍したフォルダ「MT-4.261-ja」の名前を「mt」に変更します。
MySQL(データベース)の設定
自動インストールをする前に、MovableTypeで利用するデータベースを新規作成します。
※MovableTypeに利用するデータベースは空のものを推奨します。
1.MySQLの追加
MovableTypeで利用するデータベースを追加します。ご利用になられるデータベース名を指定し、「MySQLの追加」ボタンをクリックしてください。本マニュアルではデータベース名を 「sample_mt」 として作成します。
※データベース名は「お客様のサーバID_データベース名」となります。
★MySQL5を使用する場合
データベースでMySQL5を使用している場合は、文字コードを「UTF-8」に設定します。
2.MySQLユーザの追加
作成したデータベースにアクセスするためのMySQLユーザを追加します。
※追加済みのMySQLユーザを利用する場合は、MySQLアクセス権の設定に進んでください。
ご利用になられるユーザ名とパスワードを設定します。ホスト名は変更する必要はありません。入力が終了したら、「MySQLユーザの追加ボタン」をクリックしてください。本マニュアルではユーザ名を「sample_user」として作成します。
※データベース名と同様に、ユーザ名は「お客様のサーバID_ユーザ名」となります。
3.MySQLアクセス権の設定
「MySQLの一覧」から作成したデータベースにアクセス権を追加します。アクセス権未所有ユーザから追加したいMySQLユーザを選択し追加ボタンをクリックしてください。本マニュアルでは「sample_mt」に「sample_user」を追加します。
以上でMySQLの設定は完了です。
アップロードと設定
サーバへのアップロード
FTPソフトを使いFTPサーバに接続してください(本マニュアルではFFFTPを使って説明を行っています)。
FTPサーバーの「お客様のドメイン名/public_html/」の中に「mt」ディレクトリを新規作成してください。
次に、先ほど名前を変更したローカル側の「mt」ディレクトリにある全てのファイルとフォルダをFTPサーバーの「mt」ディレクトリへ転送します。
※一括転送がうまくいかない場合、フォルダごとに分けるなどして転送してください。
アップロード前
アップロード完了
ファイルの転送完了後、サーバー側の「mt」フォルダにある「.cgi」拡張子のファイルの属性を755に変更します。
ウィザードからの設定ファイル作成
ファイルの属性変更後、下記URLにアクセスしてください。
http://お客様のドメイン名/mt/(本マニュアルでは:http://xserver-sample.com/mt/)
上記URLでアクセスすると、以下の画面が表示されます。
この後、ウィザードに従って、インストール作業を進めていきます。
「ログイン」ボタンをクリックします。
「開始」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
ここで、先ほどサーバーパネルから作成したMySQLDBに接続するための情報を入力します。
- データベースの種類
セレクトボックスで「MYSQLデータベース」を選択します。 -
データベースサーバー
MySQLホスト名を入力します。
例:mysql20.xserver.jp
(お客様のサーバーアカウントによりホスト名が異なります。「サーバーパネル > MySQL ver. 切替 > MySQL情報」にてご確認ください) -
データベース名
データベース名を入力します。
(今回の設定例では、「sample_mt」) -
データベースユーザー
データベースユーザー名を入力します。
(今回の設定例では、「sample_user」) -
パスワード
MySQLのパスワードを入力します。
DB情報入力後、「接続テスト」をクリックします。
入力した情報からDBへの接続確認後、こちらの画面が表示されます。
「次へ」を選択します。
ここでは、MTのメール設定を行います。
メール送信プログラムのセレクトボックスを「Sendmail」に選択します。
デフォルト入力されている
「/usr/lib/sendmail」
を、エックスサーバーのsendmailパスである、
「/usr/sbin/sendmail」
に変更します。
変更後、「次へ」を選択します。
DBやメール設定の完了後、「設定内容を以下のファイルに書き込みました。」というメッセージが表示されます。
以上で、設定ファイルの作成が終了です。
「次へ」を選択します。
ウィザードからのインストール設定
次に、システム管理者のアカウントを作成します。
ここで設定するユーザ名やパスワードは、管理画面にログインする際に必要となります。
管理者名やメールアドレスなど、各設定項目をお客様の任意で設定してください。
設定後、「次へ」を選択します。
次に初めに作成するブログの情報を入力します。
ブログ名 | お客様のブログ初期タイトル |
---|---|
ブログURL | http://www.お客様のドメイン名/任意指定 |
公開パス | /home/お客様のサーバID/お客様のドメイン名/public_html/任意指定 |
入力後、「インストール」ボタンをクリックしてください。
今まで入力した情報を元に、インストールを開始します。
下記のように表示されれば、インストール完了です。
インストール後の処理
インストール完了後、「Movable Typeへサインイン」をクリックし、MTの管理画面にログインします。
(※今後管理画面にログインする際には、http://お客様のドメイン名/mt/mt.cgiにアクセスします。)
こちらがMTの管理画面になります。
インストールの際に設定したブログにアクセスするには、管理画面からの再構築処理が必要となります。
「再構築」をクリックしてください。
再構築処理をすると、インストールの際に設定したブログURL領域にファイルが生成され、ブログにアクセスすることが可能になります。
再構築ボタンの右にある「サイトの表示」ボタンをクリックすると、ブログページへ移動し確認することができます。
最後に、システム構成の確認のために使用される「mt-check.cgi」をFTPソフトを使い削除しておいてください。
以上でMovableTypeの導入は終了です。お疲れ様でした。