2010年04月08日

あ~、またインチキ診断

■脳血流で精神疾患判断、全国7施設でほぼ確立
(読売新聞 - 04月08日 14:55)

うつ病の定義が存在しないのに、その人がうつ病であると診断する根拠がどこにあるというのでしょう。

精神医学に特有な現象と言えるかもしれませんが、新たな手法が発見されては、その5~10年後には大きな問題となり、また別の手法が開発されます。そしてまた失敗をする。 ず~っとこの繰り返しです。

MRIや超音波などによる「脳スキャン」も開発当初はこれで「うつ病」の診断が出来るように! などと大々的に宣伝され、かなり多くの人がこれを受けたものの、実際のところ共通性・再現性・客観性が確保されてはいませんでした。
これをまた繰り返そうとしています。敢えて事前に警告をしておきます。もちろんこの結果は5~10年後にならないと分からないことでしょうが、自信を持って「インチキ診断である」と言っておきましょう。

あとはご自身で判断するしかないと思います。

診断もいい加減なら、その治療は破壊的です。
うつ病と診断されれば、待っているのは「麻薬同然のクスリ=向精神薬」です。基礎疾患の悪化、自殺や不審死、他害行為、精神錯乱、などの副作用が70%を超える確率で発生する可能性を秘めている化学物質がかなり大量に処方されます。

最初は「軽いうつ」と診断された人が、躁うつ・統合失調症などへとどんどん悪化していく事例がどれほどあることでしょう。おそらく200万件はくだらないでしょう。


精神医学という実践そのものが「嘘」「ねつ造」「身勝手な推測」によって成り立っています。いくら診断の可視化に成功したとしても、それが病気なのかどうかを特定することにはならないでしょう。また治療によって回復する可能性は1%未満でしょう。


psyichbuster at 17:27コメント(0)トラックバック(0)精神医学と診断 | 精神医学の戦略 この記事をクリップ!

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