【速報中】初のベスト８へ　日本０―０でＰＫ戦へ

日本―パラグアイ　前半、パラグアイのボネット（右）と競り合う本田 Photo By 共同

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会第１９日は２９日、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場で決勝トーナメント１回戦を行い、日本は初のベスト８進出を目指し、パラグアイと対戦。０―０のまま、延長でも決着はつかず、ＰＫ戦に突入した。

　日本は１トップの本田、ＧＫ川島ら全員が１次リーグ３試合と同じ先発メンバー。パラグアイは、攻守の要となるＶ・カセレスが出場停止。エースのサンタクルスのほか、右足負傷で「日本戦絶望」の情報もあったセンターバックのアルカラスもスタメンに名を連ね、ベニテス、オルティゴサが今大会初先発となった

　序盤からパラグアイがボール支配率で上回り、日本は自陣で守る“我慢の時間帯”が続いた。前半１９分にはバリオスのシュートをＧＫ川島の好セーブでしのぐなど堅守からリズムを取り戻し、松井や本田が惜しいシュートを放つなど“見せ場”もつくった。

　日本は１次リーグＥ組を２勝１敗の２位で突破。パラグアイはＦ組を１勝２分けの１位で通過した。勝者は７月３日（日本時間４日未明）の準々決勝で、スペイン―ポルトガルの勝者と顔を合わせる。 【試合速報】

[ 2010年06月30日 00:51 ]