阿久根市長:「目の前の相手の首切りも平気」ブログで

2010年6月28日 10時49分 更新:6月28日 12時19分

竹原信一市長=2009年10月23日、川島紘一撮影
竹原信一市長=2009年10月23日、川島紘一撮影

 議会を招集しないまま専決処分を乱発するなど、特異な市政運営を続ける鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、27日付のブログ(日記様式のホームページ)に「環境が許せば、目の前の相手の首を切り落とす事も平気で出来る」などと記述した。不穏当な表現は、波紋を広げそうだ。

 竹原市長はブログに「政治家や公務員が、専決での議員の日当制ぐらいで騒ぐのはバカバカしく甘い」と書き込み、知事の助言を一蹴(いっしゅう)。さらに「議員や特権階級の連中に、残酷とも見えるような事をする時、私の気持ちが揺らぐ事はまったく無い」などと挑発した。

 竹原市長は、伊藤祐一郎知事から市政運営の改善を求められ、市職員も正常化を求める上申書を提出している。【馬場茂】

top
文字サイズ変更
この記事を印刷

PR情報

 

おすすめ情報

注目ブランド