2010年6月28日 10時49分 更新:6月28日 12時19分
議会を招集しないまま専決処分を乱発するなど、特異な市政運営を続ける鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、27日付のブログ(日記様式のホームページ)に「環境が許せば、目の前の相手の首を切り落とす事も平気で出来る」などと記述した。不穏当な表現は、波紋を広げそうだ。
竹原市長はブログに「政治家や公務員が、専決での議員の日当制ぐらいで騒ぐのはバカバカしく甘い」と書き込み、知事の助言を一蹴(いっしゅう)。さらに「議員や特権階級の連中に、残酷とも見えるような事をする時、私の気持ちが揺らぐ事はまったく無い」などと挑発した。
竹原市長は、伊藤祐一郎知事から市政運営の改善を求められ、市職員も正常化を求める上申書を提出している。【馬場茂】