大相撲の野球賭博問題を受けて発足した特別調査委員会が27日、琴光喜、大嶽親方、時津風親方の懲戒処分を理事会に求めることを決めた。懲戒処分の勧告が出ることとなった東京都江東区の大嶽部屋には約20人の報道陣が集まった。1階に明かりがつくだけで人の出入りはなく、ひっそり。東京都墨田区の時津風部屋では正面のシャッターが下ろされ、インターホンに応答はなし。千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋は、門の脇に「皆様方に多大なるご迷惑・ご心配をお掛けし大変申し訳ございません」と書かれた紙が張られているだけ。数百メートル離れた琴光喜の自宅にも報道陣が集まったが、玄関の明かりは消え反応はなかった。
(2010年6月27日)