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残留選手も「知っていた」 野球賭博問題の大阪球団

 野球の独立リーグ、ジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)に所属する大阪ゴールドビリケーンズの選手が野球賭博をしていたとされる問題で、契約解除されずに残留した12選手のうち数人が「(賭博の存在を)知っていたが止められなかった」と話していることが27日、球団への取材で分かった。

 宮本高明球団代表によると、選手数人はチームでの上下関係などが理由で止められなかったと説明し、自責の念を感じているという。宮本代表は「残った選手を新たに調査することは考えていない。捜査は警察に任せている」と話している。

 チームはこの日、公式戦を前に、契約解除された8人の名前を公表した。キャプテンら主力メンバーも含まれている。

 試合には普段と同程度の435人が応援に駆けつけ、応援団「大阪通神会」などを中心に声援を送った。メーンスポンサーが25日付で契約を打ち切ったため、選手はスポンサー名のないユニホーム姿。応援団の島田豊彰団長(25)=大阪市東淀川区=は「残念なことだけど、今のチームを助けるのは自分たちしかいない」と声を張り上げていた。

(2010年6月27日)





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