江本孟紀候補、神宮から東京Ｄへ街宣

神宮球場の近くで阪神ファンに支持を訴えた江本氏（右）。猛虎党のお笑い芸人ダンカンも飛び入り参加

　元プロ野球阪神投手の江本孟紀氏（６２）＝国民新・比例＝が２７日、神宮球場、東京ドームの“球場はしご街宣”を行った。

　参院選公示後初の日曜日、江本氏がターゲットとしたのは、やはり野球ファンだった。ヤクルト―阪神戦が行われた神宮球場そばの路上で、試合開始１時間前の午後１時から演説。縦じまのユニホーム姿のファンが行き交うなか「阪神を頼むで。ついでに江本もよろしく」と声を上げた。堀内恒夫氏（自民・比例）、中畑清氏（たちあがれ日本）ら巨人出身の候補に対しては「絶対負けたくない。巨人包囲網を敷かなあかん」。観戦に来ていた阪神ファン、お笑い芸人のダンカン（５１）が飛び入り参加し「江本さんは野球賭博をやってます」と冗談をかますと、江本氏も「おまえが胴元やろ」と応戦した。

　その後、巨人の本拠地・東京ドーム前を街宣車で走行中にＧファンから突然の「江本コール」が…。急きょ停車して演説すると、巨人は横浜に敗れたものの「エモやん、頑張れ～」の大声援。常々「巨人は憎たらしい」と語る敵地だが「１万人以上いたやろ。なんや分からんけど、阪神ファンより熱狂的な大歓迎だった」と複雑な笑顔を見せた。

（2010年6月28日06時02分  スポーツ報知）

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