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日本列島沸いた!若者はダンスで喜び表現

W杯の決勝トーナメント進出を祝う人々で騒乱状態になった渋谷。ハチ公前では日章旗をかざす若者らの姿も
W杯の決勝トーナメント進出を祝う人々で騒乱状態になった渋谷。ハチ公前では日章旗をかざす若者らの姿も
Photo By スポニチ

 サッカーW杯日本代表が決勝トーナメント進出を決めた25日、日本列島は歓喜に包まれた。午前3時半の試合開始にもかかわらず、各地でパブリックビューイング(PV)が実施され、多くのサポーターが夜を徹して観戦。南アフリカの岡田ジャパンへ声援を送った。

 国立競技場にほど近い東京都渋谷区の「SAMURAI BLUE CAFE」では、満席の約90人が来場。ブルーのユニホームに袖を通し、150インチのスクリーンを含む5つのモニターに声援を送った。試合終了を告げるホイッスルと同時に、熱気は最高潮に達した。

 直接FKを決めたMF遠藤保仁(30)のユニホームを着て応援した東京都目黒区の会社員加藤富美さん(46)は「前回のドイツ大会は出場機会がなかっただけにうれしい」と興奮。約3時間後の午前9時には埼玉・大宮の会社に出勤するといい「ユニホームを着たまま行きます。きょうは会議中に寝ても大丈夫かな」と笑顔で話した。友人4人と観戦した練馬区の会社員長山佳祐さん(23)は「試合前に仮眠をとるつもりでしたが、興奮して眠れませんでした」と疲れた表情ながらも喜びを爆発させた。

 同所は4月26日にオープンし、日本代表がW杯で戦っている期間、無休で営業中。針谷和昌ゼネラルプロデューサーは「デンマーク戦の結果次第では“閉店”の危機もありましたが、これからさらに盛り上がるでしょう」とニコニコ顔。この日は、メニューのデンマーク料理(1000円)が20皿以上注文を受けたといい「みんなでデンマークを食ったのが良かったかな」。29日のパラグアイ戦の座席は、25日午後3時の予約受け付け開始からたったの40分で完売。当日はパラグアイの紅白のユニホームを模したステーキがメニューに並ぶという。

 東京・渋谷のクラブ「WOMB」では、1000人近くのサポーターが大声援。普段はダンサブルな音楽が主流のフロアに、サッカーの応援ソングが流れ、踊りまくって喜びを表現した。試合後の東京・渋谷駅前には若者たちが集結し、すれ違う人がハイタッチを交わすなど大騒ぎ。機動隊員100人以上が出動した。

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