マエケン、両リーグ最多票で初選出…ファン投票最終結果

ファン投票選出で初の球宴出場を決め、笑顔の前田健

　プロ野球のマツダオールスターゲーム運営委員会は２８日、ファン投票の最終結果を発表し、セ・リーグ先発投手の前田健（広島）が両リーグ最多の４３万５３７５票を獲得して初選出された。パ・リーグの最多は３６万３５８票を集めた一塁手の金泰均（ロッテ）だった。

　球団別では、本拠地開催となるソフトバンクが、巨人と並ぶ５人で最多。杉内が先発投手部門でダルビッシュ（日本ハム）を抑えて初のファン投票選出。中継ぎでファルケンボーグ、抑えで馬原も選ばれ投手３部門を独占した。球宴未出場だった外野手の多村も１６年目で初めて選ばれた。

　最多選出は米大リーグから日本球界に復帰した城島（阪神）の１０回。初選出はセは越智、松本、ラミレス（以上巨人）ら４人、パはＴ―岡田（オリックス）ら５人。

　選手間投票は７月１日、監督推薦が５日に発表され、１４日に特別枠の「最後の一人」を加えた全陣容が決定。第１戦は２３日にヤフードーム、第２戦は２４日にハードオフ新潟で開催される。

　広島・前田健投手「選ばれて光栄。本当にうれしい。こんなにたくさんの票が入るとは思っていなかった。思い切って楽しみたい」