2009年8月9日
居眠り運転?母子がワゴン車にはねられ死傷
読売新聞 08月10日01時02分
9日午後3時40分頃、東京都足立区鹿浜3の環状7号で、歩道(高さ15センチ)にいた江戸川区上篠崎3、
無職田村薫さん(40)が乗り上げてきたワゴン車にはねられ、全身を強く打ち、間もなく死亡した。
田村さんと一緒だった長女(1歳9か月)は、ひざに軽いけがを負った。
警視庁西新井署はワゴン車を運転していた同区北小岩、会社員臼倉靖貴容疑者(33)を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。
容疑を同致死に切り替えて原因を調べている。
調べに対し、臼倉容疑者は「自転車耐久レースに出場したため、昨晩寝ていなかった」などと供述しているといい、
同署では居眠り運転の可能性もあるとみて調べている。
車が歩道に突っ込み母子はねる、母親死亡
< 2009年8月10日 0:35 >
警視庁によると、9日午後3時半過ぎ、東京・足立区の環状七号線で、乗用車が歩道に突っ込み、
東京・江戸川区に住む主婦・田村薫さん(40)と田村さんの長女(1)をはねた。
長女は打撲など軽いケガだったが、田村さんは頭を強く打って死亡した。
警視庁は、乗用車を運転していた臼倉靖貴容疑者(33)を自動車運転過失傷害で現行犯逮捕し、
詳しい事故原因を調べている。
東京・足立区のバス停にワゴン車が突っ込む
40歳女性死亡、1歳9カ月の娘軽傷
東京・足立区のバス停にワゴン車が突っ込み、40歳の女性が死亡した。
9日午後3時半すぎ、足立区鹿浜の環状7号線のバス停にワゴン車が突っ込み、ガードレールに乗り上げて横転した。
この事故で、歩道にいた田村 薫さん(40)が巻き込まれて死亡し、1歳9カ月の娘が軽傷を負った。
警視庁は、車を運転していた会社員・臼倉靖貴容疑者(33)を逮捕し、容疑を自動車運転過失致死に切り替え調べている。
上の記事は事故直後にネットに上がったニュース記事です。
事故から10日以上経った現在はもうキャッシュにしか残っていません。
誠に勝手ながら、コピーしてこのWEBページの転載しております。
ニュース動画についても同様です。
私は、この事故で亡くなられた田村薫さんを知っています。
記事の中では、「無職の40歳の主婦」となっていますが、
彼女は保育園の保育士さんです。
現在、小学校4年生になる私の長男が通う保育園で5年間、お世話になりました。
卒園後も2年に一度ぐらいのペースで同窓会があり、
今年6月の下旬にあった同窓会でもお会いしました。
ですから私が彼女を知っていると言っても、
当たり前のことながらそれはごく一部です。
保育園でお世話になった当時は、
保育士としては当然かも知れませんが、
こんなに子供たちの面倒みが良くて、
いつも笑顔が絶えず、人当たりがよく、
素敵な人がいるんだなぁという印象でした。
彼女にかかわった子供達、保護者で、
彼女に悪い印象を抱くようなことはきっとないだろう。
そんなことはあり得ない。
まったく断片的にしか知らないくせに、
勝手に思っていました。
私たち家族は彼女にかかわりが持てて幸せでした。
今年の同窓会で再会した時に、
長男がお世話になった当時、独身だった彼女が、
その後、ご結婚され、かわいい娘さんを連れて現れました。
その時に娘さんは1才7ヶ月でしたが、
ものおじせず、人懐っこく、愛嬌たっぷりで、
さすがは彼女の娘さんだなぁいう印象でした。
私の次男坊(2歳)はその娘に一目ぼれして何度も抱きついてました。
同窓会に集まった面々の近況報告の場があり、
薫せんせいは、娘さんを抱きあげながら、こんなふうに話しました。
今日は
同窓会を開いてくださった○○さんのママ、
そして皆さんに会えて、本当にうれしいです。
私もお母さんになり、こんな1才7ヶ月の○○ちゃん、
大きくなりました。
みんなが小さい赤ちゃんだった時のことを思い出しながら、
今は保育園を休んで、一生懸命頑張って、お母さんをやっています。
みんなみたいに立派に大きくなれるように頑張りまーす!
来年の4月には職場復帰すると言っていました。
薫せんせいのような素敵な保育士さんがお母さんなんて、
娘さんは幸せだなって思って見ていました。
薫せんせいは、とても幸せそうでした。
良かったなぁと心から思っていました。
その先生が、
つい1ヶ月半ばかり前に元気で幸せそうな姿を見せていた、
薫せんせいが、亡くなってしまったとは、信じられません。
2009年8月9日は、日曜日でした。
時間は午後3時半過ぎ。
ニュース映像では雨が降っている映像がありますが、
事故発生当時は雨は降っていません。
現場は片側3車線の直線道路。
なぜ、こんなまっすぐな道路の歩道に車が乗りあげてくるのでしょうか?
居眠り運転の可能性もあると報じられています。
加害者のほんのちょっとした不注意なのかもしれません。
ですが、その結果として、
このような死者が出る事故が起きました。
詳しい事情は分りません。
どんな状況で薫せんせいがこの現場にいたのかも知りません。
ただ、歩道を歩いていたのか、
バスを待っていたのか。
この事故で亡くなった薫せんせいは、
いったい自分に何が起こったのかも分らなかったのではないかと思います。
残念、無念です。
繰り返しになりますが、
この事故で亡くなった田村(旧姓;石渡)薫先生が、
「無職の40才の主婦」ではないということを言いたいだけでこのようなことを
書かせてもらっています。
お手数かけますが、削除依頼など
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