「北朝鮮で横田めぐみさんと会った」と証言した金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員が、早ければ来月の中旬にも来日し、めぐみさんの家族らと面会する方向で調整が進んでいることが分かりました。
金元工作員は北朝鮮で一時期、拉致被害者・田口八重子さんと一緒に過ごし、日本語などを学んだとされています。さらに去年、日本の政府関係者に対して「北朝鮮で横田めぐみさんと会った」などと証言していました。関係者によると、日韓両政府は、早ければ参議院選挙後の来月中旬以降で金元工作員の訪日を調整しているということです。また、田口さんの兄で家族会の飯塚代表は25日、訪問先のモンゴルから帰国しました。訪問中に面会したモンゴルの政府関係者は、「拉致問題を研究し、日本政府と協議をして対応にあたる」などと話したということです。