高速道路の一部区間無料化の社会実験スタート 全国37路線・50区間が対象
高速道路の一部区間の無料化の社会実験が、28日からスタートした。
28日午前0時から、無料化の社会実験が始まったのは、全国37路線・50区間。
期間は2011年3月末までで、ETC搭載の有無にかかわらず、全車種が対象になる。
また、年内には、宮崎県内の2区間も対象に追加される予定で、無料化対象区間は1,652km、全国の有料区間のおよそ2割にあたる。
国土交通省は、今回の無料化の社会実験で、経済効果やほかの交通機関への影響などを調査し、2011年度以降の対象区間を決める方針。
無料化にあわせて実施が計画されていた、上限2,000円とする新料金システムは、導入のめどが立たず、当面は休日のみ普通車1,000円の現行料金が継続される。
(06/28 10:29)