東京・杉並区連続放火事件裁判員裁判 当時19歳の少年に求刑通り懲役8年の判決
東京・杉並区の連続放火事件で放火などの罪に問われ、無罪を主張していた犯行当時19歳の消防団員の少年に対する裁判員裁判で、東京地方裁判所は求刑通り懲役8年の判決を言い渡した。
当時19歳だった消防団員の少年は、杉並区久我山で2009年6月、車庫やマンション、ごみ置き場などに放火したとして放火などの罪に問われている。
少年は当初、犯行を認めていたものの、公判では一転して無罪を主張していた。
25日の判決で東京地裁は、「少年の捜査段階の自白は信用でき、犯人であることは明らか」などとして、検察側の求刑通り懲役8年の判決を言い渡した。
(06/25 21:36)