埼玉・本庄市などの2つの寺で地蔵が倒される 6月中旬ごろから4つの寺で同様被害
地蔵に黒いスプレーが吹きつけられたり、突き倒されたりする被害が相次いでいる埼玉・本庄市などの2つの寺で、また被害が発生した。
26日午前7時20分ごろ、本庄市の「不動寺」で、住職(85)が境内の見回りをしていたところ、地蔵3体が倒されているのを見つけ、警察に通報した。
3体のうち2体は、首が折れた状態だった。
また、美里町の「長勝院」でも、26日午前4時ごろ、地蔵1体が倒されているのが見つかった。
いずれも25日夜から26日朝にかけての犯行とみられ、警察は器物損壊事件として捜査している。
この2つの寺を含め、半径15km以内の4つの寺では、6月中旬ごろから、同様に地蔵が壊されるなど被害が相次いでいて、警察は同一犯の犯行の可能性が高いとみて調べている。
(06/26 18:18)