弔辞で絶叫するアニマル浜口氏=東京・ディファ有明(撮影・開出 牧)
5月24日に腎不全による誤嚥(ごえん)性肺炎のため68歳で亡くなったラッシャー木村=本名・木村政雄=さんの「お別れの会」が26日、都内で行われ、関係者やノアの全選手、ファンら約400人が献花。“金網の鬼”と称された名レスラーの冥福を祈った。
国際プロレス時代の盟友・アニマル浜口氏は「人の悪口を言わない、男の中の男だった」と涙ながらに故人をしのび、『気合だ!』10連発の絶叫で天国にエール。日本プロレス時代の1965年、木村さんのデビュー戦の相手を務めた高崎山猿吉(当時)こと北澤幹之氏、合宿生活をともにしたザ・グレート・カブキ、小橋建太らノアの後輩も別れを惜しんだ。
(2010年6月28日)