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不同意農家へ強制殺処分も 農相方針
(2010年6月25日付)
山田正彦農相は24日、記者会見で、現在もワクチン接種を拒否している農家の家畜について、口蹄疫対策特別措置法に基づき、強制的な殺処分を行う方針を明らかにした。
県によると、川南町などを中心に1020戸(対象約12万5千頭)がワクチン接種対象農家で、現在1戸が接種に同意していない。
山田農相は「できるだけ接種してもらうように県が説得を丁寧にしてもらいたい」と述べ、このまま同意がなければ「(殺処分は)当然のことと思う」と語った。さらに「(処分が)一日遅れると、清浄化も一日遅れる。県には一日も早く清浄化を望むなら早く処理を、と申している」として、解決を急ぐよう指示していることも明らかにした。
一方、東国原知事は「意思疎通を図り、禍根を残さない形で進めたい。問答無用で殺処分するのはどうかと思う。粘り強く、全力で同意がいただけるよう説得したい」と話した。